| ■2002年回顧録 〜中・長距離編〜 |
| オペラオーの強さを再認識 |
| 中・長距離路線と言えば、古馬の王道を行く路線でもある。昨年、一昨年と、テイエムオペラオーとメイショウドトウで席巻してきたこの路線は、今年は混沌としていた。
古豪ナリタトップロードが、京都記念、阪神大賞典を連勝して1番人気で迎えた春の天皇賞は、1着マンハッタンカフェ、2着ジャングルポケットという決着。続く宝塚記念もこの2頭の一騎打ちに思えたが、揃って回避。期待されたサンライズペガサスも回避するという事態に、同じ4歳のダンツフレームとツルマルボーイが頑張り、夏の札幌記念はテイエムオーシャンが制し、牡牝ともにレベルの高さを見せつけ、秋を迎えた。 秋を迎え、東西で天皇賞へのステップレースが行われた。しかし、ここから何かが狂い始める。毎日王冠では、マグナーテンが馬場を見方に逃げ切り、西の京都大賞典ではナリタトップロードが制し、時計が逆戻りし始めた。そして、迎えた秋の天皇賞は、その時計をさらに逆転するかのように3歳馬のシンボリクリスエスが勝利。続くジャパンカップでも、1番人気シンボリクリスエス、2番人気ナリタトップロードと充実の秋を迎えた4歳馬たちはまったくの蚊帳の外に置かれてしまった。 今年は秋競馬での東京開催がなかったため、紛れも多く、実力通りの結果にならなかった気がする。そして、カッコたる王者がいない混沌とした中・長距離戦線だった。勝てば勝つほどその実力に疑問符を投げかけられていたテイエムオペラオーであったが、今年のレースをみて、改めてテイエムオペラオーの強さ、偉大さを再認識した一年だったと思う。 【そのぐ】 |