そのぐの満点ちぇき〜 ver.2.0.1- f
  旅立ちトゥーオーオーオー ― とったモン勝ち ―
 
 復活、復活、復活、そして感動!
 秋のG1戦線もあとは有馬記念を残すだけとなった。なんと早いものだろうか。今年もいろんなことがあり、充実した一年であったと思う。そこでおおまかに今年一年を振り返ってみようと思う。

 感動の東京ベイNKホールでの卒業ライブを成功させ、解散して2年以上も経っているが今年も十二分にメディアをにぎわせていた。

 昨年デビューしたchee’sがとうとう解散してしまったという残念なこともあったのだが、他のメンバーがそれを埋めるだけの活躍をしてくれた。

 下川みくにはラジオ「シンドルパーラー」のパーソナリティを順調に勤め、熊切あさ美はCX系「東京天使」、「ビューティコロシアム」などテレビでの露出を増やした。

 同じMETAMOの五十嵐恵は「秘密の爆笑大問題」「ミミヨリーナ」に、町田恵もテレ東系の「ジャクソン」に出演し、CX系以外への進出もやってのけてしまった。

 しかし、今年の一番の出来事としてはやはり松本江里子の復活であろう。それもソロではなくバンドでの復活は非常に驚かされた。私が最初に見たときは確かCX系の「FACTORY」という番組であった。なんか見たことある人が真ん中で歌ってるな〜と思いきや、それが松本江里子であった。歌声もついに本格化したか、と思わせるほどかっこよかったし、髪もロングになっていて女性としても著しく成長していた。良くぞここまで成長したな〜と非常にうれしく思った。

 ここに挙げたほかにも各メンバーともいろんな所に活動の場を移し、個々にがんばっていたと思う。来年もまた、私の書くネタがなくならないように盛んに活動してほしいものだ。

 というわけでチェキッ娘の一年を軽く振り返ってみたのだが、んー、なに? 競馬での一年を振り返ろだとー? ばかものー! そんなもの振り返っても敗戦の弁を述べるだけになってしまうではないか。負けた過去はあっさり水に流し、有馬記念の予想に集中しようはないか。

 有馬記念、それはグランプリという名にふさわしく、ファンによって選ばれたスターホース達の今年最後の祭典である。このレースは、古馬と4歳馬が来年の主役の座を争うサバイバルレースでもある。それだけに人気上位の馬とてかなりの苦戦を強いられる。

 そこで、私は“復活”をキーワードに予想を進めていくことにした。イナリワン、オグリキャップ、トウカイテイオー、マーベラスサンデー、グラスワンダーなどの名馬がこの大舞台で華麗に復活をやってのけた。

 G1を連戦している古馬に疲れの見えるこのレースでは、今年も大復活劇が見られると思う。つまり、誰が復活するのかを考えればおのずと答えは見えてくる。

 では何を基準に考えるかというと、一度負けてはいるが、臨戦態勢を整えて参戦して来る、実力を持っているヤツが最も要注意。そこで浮上してくるのが、ID013の野崎恵、ID017の加藤真由。この2人は最初のチェキッ娘オーディションに一度は落選したものの、態勢を整え再び参戦し、持っている力を出し切り合格したのだった。んー! これぞまさに復活。有馬記念ではこれを狙わないわけにはいかないでしょ。

 したがって馬番1、7、13のボックスで勝負!

 復活ついでにネタまで復活してみました。どうだまいったか。

【そのぐ】

 
■最終見解
 
  ◎メイショウドトウ
  ○メイショウオウドウ
  ×
アメリカンボス
 
■こう買う
 
 馬連
  13−7   →   25000円   
  13−1   →   15000円
   1−7   →   10000円
 

■2001年回顧録 〜2歳編〜
 
 粒ぞろいの99年組
 毎年毎年そうであるが、日本ダービーが終わると、来年のダービー馬を探さんとペーパーオーナーゲームなるモノが始まる。われわれ瓦版でも今年からこのPOGをやってみたのであるが、いざ馬をチョイスする段階になるとコレがまた難しい。名牝の子供が必ずしも走るわけではなく、期待量込みで馬を探さなければならない。そんな2歳馬の回顧のコラムである。

 昨年は札幌3歳Sの時点から、早くもクラシック候補と呼ばれた馬が3頭もいた。今年も昨年ほどではないが、一頭先が楽しめる馬が一頭出現した。野武士的な存在でターフを湧かせた馬を父に持ち、馬群もろともはじき飛ばして勝つという個性豊かなヤマノブリザードという馬だった。

 函館、札幌組はレベルが高い。新潟組はレベルが低いなどと8月はしきりに騒がれたが、結局9月になると、どちらも底を見せ始めてすでに頭打ち。中央場所が始まると、こぞって期待馬たちがデビューした。

 なかでも、母に2冠馬、兄にダービー馬を持つアドマイヤドンは新馬を圧勝。次走、初芝となる京都2歳Sも楽勝で朝日杯FSまでぶっこ抜いてしまった。ティンバーカントリーを父にもつだけに、しきりにその血統面を弱点視する世論もあったが、その固定概念を覆すときが来たのかも知れない。やっかいであるが、楽しみである。

 別路線では、東スポ2歳Sを直線だけでぶっこ抜いたアドマイヤマックス、良血ヤマニンセラフィムにポノポライザー、ビワワールドなどなど。クラシックの呼び声高い馬たちが順調に春を迎えてくれることを祈って止まない。

 牝馬戦線では、毎年小倉、新潟組の中央場所での頭打ちを何度も見てきたが、今年は小倉チャンピオンがそのまま2歳牝馬の頂点に立ってしまった。これは鞍上の差もあろう。キタサンヒボタンを初めとする「フジキセキ産駒勢」の台頭も忘れてはならない。数打ちあたるといういかにもサンデーサイレンス系特有。

 ナリタブライアンの忘れ形見、マイネヴィータも今後が楽しみである。やはりナリタブライアン産駒は斬れ味では一枚劣るだけに距離が伸びて真価を発揮するであろう。順調に行けば来年のオークスでも楽しめる。他にも、あのファビラスラフインの初子となるファビラスキャットも非凡なところを見せていた。馬体がすでに白いだけに、どこまで持つかは微妙であるが、完成度は高い位置にある馬と見ている。

 総括すると、「順調に行けば」という条件付きながらも、粒ぞろいで面白い世代ではなかろうか? 昨年ほどのインパクトはないにしろ、それなりのレベルの高さを持っていると思われる。わたくし自信も、自分の目で見た隠し球を何頭かピックアップしている。クラシック路線が非常に楽しみである。

【そのぐ】

 

■そのぐの「思い出の有馬記念’00」
 
 オペラオーには逆らえない
 2000年の有馬記念の私の思い出は・・・、はっきりいってほとんど無い。ただ毎年のごとく、人が多すぎてレースが見にくかったのだけは覚えている。わざわざごみ箱を担いできて、その上に乗って見ていた。実はそんな思い出しかない。

 しかしこれではコラムにならないので、とりあえずレースについて書くことにする。レースとしてはテイエムオペラオーの強さを見せつけただけのレースだった。4角で詰まって、和田騎手が少し立ち上がってしまうという致命的な不利があったにもかかわらず、ほぼ最後方から馬群を突き抜けてくるという、常人ならぬ、まさに常馬では決して真似のできない芸当をやってのけた。

 暮れの中山ということも味方したことは確かだが、強烈な末脚をくりだし着差以上のの完勝だった。これでその年8戦全勝、秋の古馬G1・3タテという前人未到の偉業をやってのけた。

 2001年、今年もテイエムオペラオーは有馬記念に出走してくる。このレースでこの馬に逆らってはいけないのか? 私はいけないと思う。

【そのぐ】

 

■そのぐの「わたくしの会心馬券」
 
 買い目は少なく
 私の会心馬券ということだが、はっきりいってどの馬券を自分で当てたかあまり覚えていない。実際には、ほとんど当ててないっていうのが本音なのだが、馬券として当てたのかホームページの予想上で当てたのかの区別があまり定かでない。しかし、これではコラムにならないので、なんとか覚えているレースから選ぶことにする。

 私の会心の馬券は、99年の日本ダービーである。私は、少ない点数で的中させることに喜びを感じる人間である。この99年の日本ダービーの1、2着はアグネスフライトとエアシャカールである。武豊の乗る1番人気エアシャカールを、河内騎手の乗るアグネスフライトが直線鋭く差しきる名勝負であった。

 このレースでダービージョッキーの仲間入りを果たした河内騎手の笑顔が、かなり印象的であった。私はこのときアグネスフライトとエアシャカールの組み合わせ馬連2−4、5000円1点だけを買っていた。

 この2頭で決まるだろうという自信はあったのだが、さすがに見ていて直線はハラハラした。河内騎手のムチに鋭く反応したアグネスフライトを見たとき、興奮は頂点に達していた。私はこの馬連600円を一点で的中させた。

 やはり買い目は少ないに限る。買い目は多くても別にいいのだが、少なく買って当てたときの興奮はたまらない。私はこれからも”少し”買う。

【そのぐ】

 

■2001年ベストレース 〜G1編・ジャパンカップダート〜
 
 我慢なりません
 今年も、G1ではいくつもの名勝負が繰り広げられた。その中でも、皐月賞、日本ダービー、ジャパンカップ、エリザベス女王杯などは、力と力の勝負で単純に面白かった。しかし、今年の私のベストレースは「JCダート」である。

 私は基本的に普通でない、非凡なことが非常に好きな人間である。私は、このJCダートでG1で7馬身もちぎった馬を初めてリアルタイムで見た。

 別にレース自体、私としては本命対抗で当てているので、何とも無いどちらかといえば分かりやすいレースなのだが、クロフネのあの勝ち方は尋常じゃない。すごいものを見せてもらった。あんなのを見せられたら、そりゃ私は我慢なりません。

【そのぐ】