太陽光発電の仕組み


@屋根に付けられたパネルが太陽光で電気を発電します。発電する電気は直流(DC)の電気です。
 最大発電量は、1パネルあたり136Wで、我が家には33枚載っており合計の最大出力は4,488Wとなります。



A発電した電気が屋根からケーブルで降りてきます。



B接続箱でジョイントされ室内へ引き込まれます。



C発電された電気は直流(DC)電気のため、このままでは家庭用の電化製品は動かないので、家庭用の交流(AC)100Vへと変換されます。
 上段が電気を変換するためのパワーコンディショナー。これ一台で4,500Wの電気を変換する能力を持っています。
 パワーコンディショナーにも1口(最大1500W)だけコンセントがついており、非常時はパワーコンディショナーから直接電気を取る事もできます。
 



Dパワーコンディショナーからの電力は一旦東京電力のメーターボックスへ接続されます。
 ここで、消費電力と発電電力に応じて、電力を家の中へ供給したり、余った電力を東京電力へと売電する振り分け作業が行われています。 
 夜間や発電量が少ない場合は東京電力から電気を購入するため、我が家には買電と売電で2つの電力メーターが取り付けられています。



E電気の引き込み線の様子。
  余談ですが、なんで日本はいまだに電柱なのでしょう?美観も悪いし、道路も狭くなるし私たちは見慣れてしまっていて、これが当たり前だと思っていますが、町の中に電柱が立っているというのは、世界的に見ると後進国の証だそうです。いらない道路を作るよりは生活インフラを地中に埋設するなどそっちにお金をかけて欲しいものです。




Fエコノナビット
 パワーコンディショナー本体でも、現在発電量・消費電流等を簡易的に表示はされていますが、いちいち見に行かなくてはいけないのと、統計データなどが取れませんので、専用の発電量モニターを取り付けています。 


このエコノナビットという電力モニターは、パワーコンディショナーからのデータを無線で受け取り大型の液晶画面にグラフや数値で表示をしてくれて過去一ヶ月分ぐらいの、発電状況・電力消費状況などを記録しておくことが可能な優れものです。
エコノナビットで蓄積したデータは、PCへ通信ケーブルで吸い出すことも可能になっており、長期間の統計データを収集したい我が家では必須アイテムです。
またリアルタイムで使用電力の表示などがされるので、節電を小まめに行うようになり電気の消し忘れ等が少なくなります。


エコノナビット用の送信機が、分電板の横に取り付けられており、分電板での消費電力の値とパワーコンディショナーでの発電状況をエコノナビットへ常時送信を行っています。