異物を振り払おうと、左右に首を振り、渾身の力で激しく抵抗する
時として・・・ 生命を掛けた激しさゆえ、銀鱗を躍らせ、水面を切り裂く
その様を 「飛び出しナイフ」 に例え、 『Jumping Jack』 と称える

「Jumping Jack」 簡単に言えば、 エラ洗い の事である。
Seabassが何故そうするのか? 勿論 鱸 が持って生まれた習性でも有るのだろう。

Seabassに出逢い、Seabassのこの行為が、どれだけ私を燃焼させたことか・・・
SeabassFishingに出逢うと必ずと言って良いほど耳にし、体感する エラ洗い。
そして最も Exciting 且つ Thrilling な状況。  私は、その 虜 になってしまった(笑)

忘れもしない 2000年 出逢ってしまった壮絶な 「Jumping Jack」 に・・・
その激しさは、今でも忘れられない。

時として SeabassFishing は、かなりの繊細さを求められる場合がある。
己の身を潜め、息を殺し、アプローチする。
そしてモンスターに出逢った。 状況は一転 静から動へ!!
そのギャップの激しさにも ヤラレテ しまったのかも知れない。

90cmを超えるその魚体が、もんどり打つ。
ロッドを限界まで絞込み、ドラグが引き出される。
それまでに何度も見てきた大型のエラ洗いとは、
ケタ が違うのでは!?・・・ そう感じる瞬間があった。

目前で何度も何度も繰り返される「Jumping Jack」。
見た事もない様な高速で激しいエラ洗い。尋常とは思えない抵抗、魚体全体が何度も水面を割った。
その光景が脳裏に焼きついた。

それから数年・・・
己のホームページを「Jumping Jack」と名づけてしまった(汗)
そして未だに・・・あれほど激しい 「Jumping Jack」 には、
残念ながら、出逢っていない・・・

Side story・・・
高校生になった頃!?、聞き始めた 「The Rolling Stones」
その頃、ストーンズに限らず、洋楽を好く聞いた。今でもそれは変わってない(笑)。

ストーンズ・・・ 超コアなファンって訳じゃないけど、私にとって避けては通れない 存在 で有ったのは間違いないと思う。そして今更だが、より一層そう思ったりしている(笑)
確か高2の時クラスの奴に借りた 「Love You LIVE」 このライブ盤で完全にストーンズに嵌った。
そんなわけで・・・ ストーンズの「Jumping Jack Flash 」にカブった想いが、実は有ったりします(笑)。


そして・・・
立ち入り禁止問題、環境整備工事、ブラックバスリリース禁止などの理由も含み、増加傾向にあるシーバスアングラー。それに伴い、乱れるマナー、減少の一途を辿るフィールド、ポイント、魚、そしてゴミ問題・・・

バスフィッシングブーム以来、バスアングラーのマナーの悪さから、彼ら自身の手によってフィールドの破壊を招いた経緯なども聞き及ぶ。

ソルトウォータールアーフィッシングの世界までもが、そうならないためにも・・・
単に釣る事だけに囚われるのではなく、取り巻く環境、フィールド、魚、ゴミ、マナーetc、etc
考えなければならない時代が確実に来ている。
ソルトルアーゲームを始めた人々が、ただ単に釣るだけでは無く、本当の意味でカッコいいアングラーになってもらえる様に、情報を発信していけたら と願い、止まない。