2002年を振り返って(反省文) | ||||||||||
2002年 私がホームグラウンドとしている新潟は、冬が厳しい 時には雪が深深と降る中での釣行であったり、波高が高くロッドが振れなかったりと 例年だと1〜3月の冬場にもロッドが振れる様な穏やかな海は少ない 過去にさかのぼっても、この時期に釣をすることが少なかった しかし、2002年は比較的穏やかな海が続きロッドを振れる事が多く、1〜3月頃まではサーフ、港周りをメインとし、夜な夜な海を徘徊出来た年だった 2002年 初フィッシュとなったのが 2月の頭 上越市のゴロタ浜での 嬉しい一尾 しかしその後がなかなか続かなかった(涙) 3月 MAPS羽山さんを頼って千葉の館山に遠征する 南房の自然の豊かさに触れることが出来ました この頃私は、Tag&Releasを始める 初タグは直江津港での45cmでした 感動した〜〜 4月に入るとイナダの姿が見られる様になる と言ってもイナダとは呼べないような30cm前後のサイズが多かったのですが 5月G.W柏崎のオーパさん、柏崎の皆さんと一緒にロッドを振ることが出来た 柏崎の西提で並んで釣りが出来たのは、楽しかったなー 個人的には、この頃からどん底状態 スズキの釣果を上げらずにいた 魚の居場所を特定出来ない事と 相次ぐバラシに頭を悩ませる 毎年この時期に良いTOPの釣がまったく通用しなかった?? 何故?どうして?の連続 しかし7月に入り 自分でも驚くほどの快進撃が始まったのです 83cmのランカ-を含む4尾の釣果 この釣果によりうっすらとしか見えていなかったパターンがかなり明確に見え出しました ベイトの種類、ポイント、アプローチ方法 色んな物が見えてきたような気がします 下の表に有るように 4ヶ月の間に9尾(再捕含む)のランカーサイズをキャッチすることが出来ました
7月から10月にかけて 私も過去には経験した事の無いほどのランカーラッシュ 夢のような一瞬(笑)でした しかしこの時期は暑さとの戦い 水際の湿度の高さには毎年閉口してしまいます 私にとってこの時期のもう一つの大敵が 蚊 避ける為に真夏でも長袖のシャツを着て釣行しているので尚更つらい 中でも特に思い出深いのが8月と9月 8月のOSD終了間際 やっとの思いで釣った80cm 状況、心境と良くない中での釣果 その感動と言ったら言葉になりませんでした しかしTagを打ってリリースしたそのスズキが数日後 死骸 となって発見されたのです この事では相当凹みました 無事を確認してリリースしただけに しかし事実を受け止め前向きな姿勢で取り組む事も学びました そして9月 長さでは自己記録更新となった 99cm 嬉しい反面 複雑な心境 頭でっかちの激やせシーバス メータークラスと言ったら、7kg、8kgなんて魚を頭の中で勝手に想像していたから もの凄く複雑な心境でした 次に出逢うときは7kg、8kg いやいや10kgオーバーになって再開する事を夢見るリリースでした 9月のもう一つの出来事に再捕が有りました タグリリを始めて、何時の間にか再捕が永遠のテーマのような気がしていたけれど(笑) 実際 現実を目の当たりにした私は思ってもいなかった複雑な心境に戸惑ってしまったのです それが3週間と短期間で、それもファーストキャッチと同ポイントでのキャッチであった事がより一層心境を複雑にしました 釣って、初めて釣る魚、場所、大きさ、初めて使うリールにワクワクしたりって 常に新しい出逢いを求める気持ちを楽しむ って言うのかなー?そう言うのがありますよね 私はその辺の意識が相当強いのか わずか3週間で再捕獲したって事は、もしかして私はいつも同じ魚を釣っているのかも? だとしたらホームグラウンドってひょっとして独りよがりの世界?? そんな閉塞感のようなものを感じたのです 私を含めてリリースされている方のほとんどが、その後の魚の行く末を少なからず気にかけているはず リリース後も元気に生き続けて欲しいと願いを込めてリリースする 「魚を大事にしたいって気持ち」「又同じ魚と出逢いたいって気持ち」「でも次はそう簡単に釣られるなよって気持ち」・・・ 色々な気持ちが混ざり合う リリースって釣り師の勝手なエゴなのかもしれないけれど 私は前向きにリリースと向き合いたい この出来事が起こった事によってそれまで目標にしていた 再捕 それがタグリリの最終目的ではないんだと魚に教わったような気がします 10月に入りサヨリがベイトになった時期 私個人的には、何とか一本ランカーサイズをあげる事が出来たが実際のところ タイミングを合わせきれずに 特大と呼べる魚に出逢えないまま終盤を迎えてしまった 11月 本来ですとこの時期も良い時期になるのですが、02年は、急激な冷え込み(冬型)になり 全くと言っていいほど魚の活性も上がらず、釣果を残せませんでした 2002年 11月、12月の急な冷え込みの為か?全くスズキが釣れない 非常に厳しい年末となりました 2001年は、多魚種が釣れた年だったのに比べ、2002年はイナダの回遊も極端に少なく、スズキの好調な年であったのでは・・・ 2002年 私にとって 自己記録更新?、タグリリ、再捕と沢山の出来事がありました そして非常に意味のある飛躍の年であった様に思います |
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