レベル必勝講座・解答編

※日本語訳は三潴先生の授業に準拠しています。

<平成12年度2学期第12回>

※日本語訳は三潴先生の授業に準拠しています。

 

<平成12年度2学期第1回>

 

 先学期は偶数レベルを中心に行ってきました。今学期もその予定ですが、今回のレベル1は曲者、今回は1回目ともあってサービス(?)として1から4まで解説します。(と言うより単にレベル6までいかなかった四川人のいいわけです。)個人的にはレベル2、3より1のほうがやっかいだった!次回からはこれまで通り偶数レベルを解説します。(多分)

 

レベル1

@     陈老太太的儿子在美国。

A     一个企业必须有一个梦。

B     芯片是信息类高科技产品的“心脏”。

C     陕西是全国水土流失比较严重的省份之一。

 

<レベル1の日訳>

@     陳おばあさんの息子はアメリカにいる。

A     企業というものは夢をもたなければならない。

B     CPUは情報ハイテク製品の心臓である。

C     陝西省は全国で水分や土壌が流出が比較的深刻な省の一つである。

 

《レベル1のポイント》

A主語にかかる“一个”は「〜というものは」「〜たるものは」と訳す。

B“芯片”「中央演算処理装置」一般に「CPU

C漢字に注意“陕西”は日本語では「陝西」

レベル2

@     考古工作者在老山汉墓取得重大发现。

A     1997以来,华东地区连续4年遭到严重干旱。

B     世界银行将向安哥拉提供财政援助。

C     目前,青岛啤酒集团出现前所未有的强劲发展势头。

<レベル2の日訳>

@     考古学者は老山の漢代の墓で重大な発見をした。

A     1997年から華北地区は深刻な日照りにあった。

B     世界銀行はアンゴラに対して財政援助を行なうだろう。

C     目下、青島ビールグループに、これまでなかった強力な発展の勢いが現れた。

 

《レベル2のポイント》

A“自〜以来”「〜以来」

B“将”は未来形「〜だろう」「〜の予定である。」 “向提供「〜に…を提供する。」

C“集团”「グループ(企業)」 “前所未有”「未曾有の」。 この文は出現文であることに注意。

 

レベル3

@     在激烈竞争的市场环境中,经过十几年的拚搏,我国已经成为世界最大的彩电生产国。

A     中国清华大学队和英国剑桥大学队赛艇对抗赛今天上午在北京美丽昆玉河上举行。

B     联合国在维护世界和平和国际安全方面将起主导作用,在巩固国际法的基础方面将发挥重要作用。

 

<レベル3の日訳>

@     激しい市場競争のなかで、十数年の奮闘を経て、わが国はすでに世界最大のカラーテレビ生産国になった。

A     中国清華大学チームとイギリスのケンブリッジ大学チームのボートレースが、北京の美しい昆玉河で行なわれた。

B     国連は世界の平和と国際上の安全をまもるという面で、主導的な役割を果たし、国際法の基礎を固めるといった面で重要な役割を果たすだろう。

 

《レベル3のポイント》

B“在〜方面”「〜の方面において」 “起〜作用”“发挥〜作用”超頻出「〜の役割を果たす」 日本語の「平和」と「和平」の違いを確認しておこう。

レベル4

@     今年1月至7月浦东新区进出口贸易总额达123.8亿美元,比去年同期长55.5%

A     只有以高新技术产业拉动传统产业,才能真正把资源优势转化为经济优势。

B     埃及境内的二战遗雷不仅造成了大量人员伤亡,而且严重影响了埃及西部沙漠地区的发展。

<レベル4の日訳>

@     今年1月から7月までの浦東新区の輸出入貿易総額は1238億米ドルに達し、去年の同期と比べて555%増えた。

A     ハイテク産業でもって伝統的な産業を引っ張ってこそ初めて本当に資源の利点というものを経済的な利点に転化させることができる。

B     エジプト国内の第二次世界大戦で残された地雷は、大量の人々を傷つけたり死亡させただけでけでなく、エジプト西部砂漠地区の発展に深刻な影響を及ぼした。

《レベル4のポイント》

@“浦東開発区”は当然知っているよね?

A“只有〜才能…”「〜してこそ…できる。」 “把〜转化为…”「〜を…に転化する」

B“不仅〜而且…”「〜だけでなく…でもある。」

 

【四川人の開黄槍】

※開黄槍とは四川方言で知ったかぶりという意味である。

 

中国のスポーツ事情・サッカー編

 オリンピックは先日閉幕しました。みなさんはどの競技に興味を持ちましたか?現在中国のスポーツ事情として、サッカー、バレー、バスケがプロ化されています。なかでもとりわけサッカーの人気は高い。中国のサッカーリーグは日本と同じ2部制で行なわれています。企業がチームを運営するのは日本と同じ。面白いのは八一というチーム。皆さんは八一の意味をご存知だと思いますが、親企業は人民解放軍。(軍隊も企業かという突っ込みはしないでください。)四川人も四川に帰省中に中国人に連れられて観戦に行ってきました。会場に近づくにつれ、日本では絶滅した“チアホーン”の音が聞こえてきました。さて、会場に着いてみてびっくり、なんとチケット売り場がない!あるのは(いるのは)ダフ屋だけ!開始時間が近づくにつれ値段がさがったり、一括購入をすれば安く買えたり、すごい光景だった記憶がある。一応座席指定だが、そんなのお構いなし。座席は早い者勝ち。

中国人は日本のサッカーにも詳しく、中田の名前を知らないものはいない。さてここで問題。中国で発見した変な中国語。“東洋殺手”とは何?これはジュビロ磐田に在籍している中山選手の中国でのあだ名。訳したら「東洋のゴールハンター」か「東洋の点取り屋」となるのだと思う。

そういえば四川のチームに外国人助っ人として来ていた日本人が四川大学の寮にいました。結局彼は一軍にはあがれず、二軍暮らしで、サッカーの道を断念したらしい。一体四川大学で何をしていたのかは謎でした。

そうそう、忘れるところでした。三潴先生はサッカーが大好き。今回のオリンピックの優勝国はカメルーン、エースは元ガンバ大阪で現在セリエAのパルマに所属しているパトリック・エムボマ。これは覚えておきましょう。今までレベルでバティストゥータやら何やらサッカー選手の名前はたくさん出ました。

以上今回の開黄槍でした。

 

 


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