嘉陵工業集団

嘉陵工業の紹介(中国語)


 嘉陵工業集団はもともとは、兵器工業部傘下の銃弾工場だった。1978年、当時四川省委員会書記だった趙紫陽が、ユーゴスラビアを訪れた際に軍需工場がオートバイを生産しているのに着目し、三線建設以来の軍需工場であった嘉陵機器廠にオートバイ生産の任務を与えたのが始まりとされている。
 80年代には相次いでホンダから技術を導入、92年に合弁開始、現在の合弁比率は50%づつである。95年までは15年連続生産はトップだったが、最近は企業改革が送れ、他社も次第に力をつけてきたため、苦戦が続き、一時期のような生産量は誇っていない。
 近年は国境貿易にも乗り出し、主にベトナム方面への輸出に乗り出している。今後重慶自動車城が構築されるなかで、更なる発展が期待される。


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