※日本語訳は三潴先生の授業に準拠しています。
<平成12年度第4回>
レベル2
@卫星通信最早用于军事领域。>
A日本已经悄悄地把手机上网变成了现实。
B移动电话拥有数量比电脑的数量大得多。
C如何把青少年的压力变为他们前进的动力呢?
<レベル2の日訳>
@衛星通信は、最初は軍事的な領域に用いられた。
A日本はすでにいつのまにか携帯電話をインターネットに接続することを現実に変えた。
B携帯電話の保有台数はコンピューターの保有台数よりずっと多い。
Cいかにして青少年のプレッシャーを前進へのエネルギーに変えるのか?
《レベル2のポイント》
@“V+于〜”の形、“用于〜”「〜に用いる。」
A“上网”「インターネットに接続する。」
B“形容詞+得多”で程度が甚だしいことを表す。“大得多”「ずっと多い。」
C“如何”は書き言葉で、口語の“怎样”と同じ意味
レベル4
@天津港是综合性大港,与世界上160多个国家和地区的300多个港口有贸易往来。
A奥迪A6自1997年正式面世以来,以其独特造型和卓越性能,赢得了一系列国际大奖。
B消费者需要什么,我就生产什么!这才是市场经济体制下企业经营者的应有态度。
<レベル4の日訳>
@天津港は総合的な大きな港であり、世界の160余りの国や地域と300余りの港と交易の往来がある。
AアウディA6は1997年正式に世に出て以来、独特のスタイルと卓越した性能で以って、一連の国際的な賞を勝ち得た。
B消費者が欲しがる物を私は生産する。これこそが市場経済体制下の企業経営者のあるべき態度である。
《レベル4のポイント》
@“有+名詞+動詞”の形 ここで言う“地区”とは主に香港、台湾のこと
A“奥迪”「アウディ」 “自〜以来”「〜より、」
B“A什么,就B什么”「AすることをBする。」第一回レベル4のBを参照
レベル6
@美国国务卿奥尔布赖特最近承认美对伊朗政策有误仅仅是对其错误的一种“未表歉意的、迟到的供任”,对伊朗人民来说已毫无意义。
A目前5公斤双桶洗衣机,光零部件的成本就至少要500元以上,但伪冒洗衣机整机的零售价也不过这个数字,其质量可想而知
<レベル6の日訳>
@アメリカのオルブライト国務長官が最近アメリカの対イラン政策に誤りがあったと認めたことは、ただ単にその誤りに対する、一種の謝ってはいない、遅れた自白にすぎず、イラン人民にとっては何の意味もない。
A目下5キログラムの2層式洗濯機は、部品のコストだけでもう少なくとも500 元以上必要である。しかし、ニセ洗濯機の、全体の製品小売価格もこの数字を超えてはおらず、その品質は推して知るべしである。
《レベル6のポイント》
@“奥尔布赖特”「オルブライト」“未”は“没有”“毫无〜”「少しも〜がない。」
A“光〜”「〜だけで」 “成本”「コスト」 “可想而知”「推して知るべし。」
《その他のレベルのポイント》
レベル1
A“亚里士多コ”「アリストテレス」
B“知识产权”「知的所有権 “专利”「特許」
レベル3
Bここでの“十分”は「十分」ではなく、「非常に」
【四川人の開黄槍】
※
開黄槍とは四川方言で知ったかぶりという意味。
レベル的助動詞、“不能”“会(不会)”の用法について。
皆すでに一年生の段階で初級文法、助動詞の用法についてすでに勉強してきたと思うが,ここでもう一度助動詞について考えてみよう。そんなのは簡単だなんて鷹をくくってはいけない。ここでの助動詞は中級レベル、一年次に習った文法では通じない。
まず“不能”だが、皆「〜できない。」と習ったはずである。しかし、辞書等で確認してほしいのだが、“不能”の用法には、「〜できない。」の他に、「〜してはならない。」という禁止の用法でのというのがある。そして、レベルで出題されるのはほとんど禁止の用法である。
例 你不能做这样。
日訳 こんなことをしてはいけない。
レベル攻略の鉄則として、“不能”を見たら禁止の“不能”と考えろ。
次に“会(不会)”だが、やはりこれも「できる。(できない)」と習っていると思う。はっきり言おう。このレベルで「できる。」の“会”はあの三潴先生が出すはずがない。そういう性格の先生だ。本当に意地が悪い。ではどのような用法があるかというと、必然性を表す“会”である。必然性を表す“会”だが、主に“一定会”の形で使われることが多く「必ず〜するだろう。」という訳になる。
例 他一定会成功。
日訳 彼は必ずや成功するはずだ。
以上助動詞“不能”と“会”についてだが、馬鹿の一つ覚えで訳してはいけない。中には「こんなのしらねーよ!」と思う人もいるかもしれないが、レベルというのは、このような語法の積み重ねである。先日もある人にレベルの攻略法を教えてくれといわれたが、そんなのはひとつひとつの構文、語法を覚える以外にない。昔誰かが言った。「学問に王道なし。」と。とりあえず四川人が文法の解説をします。まずはこれを覚えよう。