まずは第十次五カ年計画で行われる10大プロジェクト
- 西安（陜西）―合肥（安徽）の新鉄道
- 重慶―懐化（湖南省西北部）鉄道建設
- 西部自動車道路建設
- 西部地区空港建設
- 重慶高架鉄道交通
- 柴達木盆地（青海省西部）―西寧―蘭州を結ぶ天然ガスパイプライン
- 四川紫坪鋪および寧夏黄河沙坡頭水利ターミナル
- 造林プロジェクト
- 青海カリ肥料プロジェクト
- 大学インフラ建設
参考資料：人民日報
各プロジェクトを見てのとおりインフラ建設を中心に行われます。７はわかりにくいかもしれないが、つまりダム建設のことです。
最大のプロジェクトは何と言っても天然ガスパイプライン建設です。青海、新疆から、はるか沿海部までパイプラインを建設するという壮大なプロジェクトです。
個人的な注目は重慶―懐化鉄道の建設です。実は意外なことにも、四川、重慶から、湖北、湖南に直通する鉄道はいままでありませんでした。（重慶―安康―襄樊鉄道のみ）今後、四川、重慶、雲南、貴州といった地域の広東省との連携強化が期待できるようになります。広東省は先進地域で、広東とのインフラ強化によって、広東のより多くの資本が四川、重慶を中心に投入されることになるでしょう。また四川、重慶の輸出の多くは広東省に依存しています。そのため広東省との結びつきが非常に重要になります。
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