倚天屠竜記内容紹介射雕三部作の最後。時は元の時代、『神雕侠侶』からは100年が経っていた。主人公周芷若は張無忌の幼なじみだったが、峨嵋派に身を寄せてから、別れ離れになっていた。 登場人物紹介
人間関係図★張無忌を巡る人間関係は以下の通りです。 とにかく、この張無忌を巡る争いは凄まじいです。 もともと紀暁芙(峨嵋派)と殷梨亭(武当派)は婚約者でしたが、そこに現れた楊逍(明教)が紀暁芙を奪ってしまいました。紀暁芙を忘れられない殷梨亭は、紀暁芙の娘、不悔を妻としました。 個人的な感想個人的には射雕三部作のなかで、この作品が一番好きです。巷では、『神雕侠侶』が武侠小説最高のラブストーリーと言われているが、恋愛という点を見る限りでは、こっちのほうが人間関係がドロドロ、裏切りの連続なので、ずっと面白いと思う。それもすべて、強烈な個性を持ったヒロインたちのおかげである。 この作品も例のごとく主人公の個性がそれほど強烈ではない。しかしヒロインが十分すぎるほど魅力的である。ストーリーとキャラクターの両方が楽しめる作品だろう。 |