TVI,Tel-I対策奮闘記
小平の社宅から東村山にQSYしR7000-JとJST135で今年より
ON AIR 開始しました。
ところが TVI、AMPI,TELIがにぎやかに発生!!!
100WはNGで50Wは我慢できる程度でした。
しかし海外とのSSTVは100Wが欲しいところ
早速 対策に乗り出しまし。
まず高周波の混入又は発生個所を発見するための、検出器を作成しました。回路構成は簡単で、ゲルマニュ‐ムダイオ‐ドによるブリッジ回路が基本回路です。 上に黒く見えるのが検出用分割フェライトコア‐、赤色線が検出電流をブリッジ回路におくる線です。VRは感度調整用 |
検出器の内部様子 |
@AC用コンモンフィルタ コア材質#43外形寸法35mmにACコ‐ドキャンセル巻き。 当局は直流安定化電源のAC側に使用 |
A送信機用コンモンフィルタ コア材質#43外形寸法29mmに50Ω系の細い同軸ケ−ブル(私の場合:1.5D−QEV)で巻数及び線間浮遊容量を減らします。当局は送信機とアンテナチュ‐ナ間に使用 |
B送信機用コンモンフィルタ コア材質#43外形寸法59mmに3D2Vを巻きました 当局はこれをチュ‐ナとアンテナ間に入れ使用中 |
C電話機用コンモンフィルタ NTTで対策部品として使用中のもの。 左側:LFT-2で低い周波数帯用 右側:HFT-2で高い周波数帯用 本部品をモジュラ‐ジャックと電話機間に挿入する。 A線、B線がレバ‐スにならないように 同一色で出入を配線する。 当局はHFT−2を使用しました。 |
◎以上4点プラス普通のフェライトコア(分割タイプ、及び棒状コア)で対策を実施しました。
第一段階:@〜Bを上記説明個所に挿入----居間と息子の部屋のTVI軽減
TEL−IとAMP−IはNG
第二段階:@を居間と息子の部屋に使用-----居間と息子の部屋のTVI無し
AMP−Iも止まる
第三段階:Cを電話機とモジュラ‐ジャック間に挿入--TEL−I多少軽減
当局はISDN回線でデジタル電話器は当初よりIなし。
IはAC使用のFAX兼電話機(アナログ)から発生
第四段階:@をアナログ電話機のAC側に使用
+分割コア‐を送受話器コ‐ド噛ます。---概ね支障なく使用可能
上の検出器で漏洩高周波を見つけ上記部品で対応した結果、現在 100Wでも
支障なく運用ができるようになりました。
I対策の基本は高周波を発生する装置側はアンテナ以外に高周波を出さない対策
被害機器側は出きるだけ機器に近い所に上記部品を挿入することです。
追伸:DC安定化電源の直流側は棒状のコア‐に電源コードを巻きつけます。
コアー等の部品は秋葉原のラジオデパート内の斎藤電気で購入することが出来ます
さー皆さんも諦めないでトライし快適なハムライフを楽しみましょう。