自作に踏み切ったのは日本エイサー(Acer)の初DOS/V機を購入し数年運用
  していましたが、ある日 突然 マウスが動作しなくなりました。
  コード不良かと思いマウスを交換しましたが同じ状態でした。
  どうもマザーボードのマウス関連が壊れたようです。
  SSTVに凝っている頃でしたので即PCが欲しいのですがお金が有りません。
  これが自作のキッカケになりました。
  取り敢えずマザーボードを変えなくてはなりませんが、この際グレードアップする
  ことにしました。先ずCPUとメモリーが主たるグレードUP対象機器です。

スペックの決定
  CPUは既存はPentium90でしたので倍は欲しいので166M以上
  RAMは16Mでしたので32M以上
  ハードデスクは430M有りましたがSSTVの画像保存やWin98の導入を考慮
    しギガ単位のHD増設

   残りは既存の機器を利用することにしました。
   大分古い話と思いますが1995年代のことです。

購入物品
   CPUは金額を張れば250Mも有りましたが10K前後は166Mでした。
     この時代PVは有りませんでした。念の為

     決定CPUは
PentiumMMX166M(12K円)
   
マザーボードは色々有り悩みました。
     とにかく拡張性がありをもっと菟に下記の製品に決めました。
     製品名:
TOPGUNーPentium”mmx”(15K円)です。
     おもな仕様
      @CUPはソケット7タイプ
      APCIバスは4ポート
      BSIMMは4ポート、DIMMは3ポートで合計128Mまでサポート
   ハードディスクは既存が420MがありこれをSSTV専用データ保存用とし
     新規にシステムHDとして
4.3G(この時代10Gが最高でした23K円)
   欲が出て画像撮り込みの出きるキャプチャー機能の付いたビデオキャプチャー
     ボードが欲しくなり
Canopus社の”PWR128P/4VC(17K円)を導入
   メモリーはまだ高いので72ピンSIMM32M×2の64M(10K円)に決定
   
以上が主要変更点で後は既存の機器を使用しました。
   
購入時の注意点
     ・マザーボードはHDの最大容量、搭載CPU機種等が制限されますので、
      販売店員さんに確認しましょう。
     新規購入品は5万円位でした。(1995年の頃)


組み立て
    組み立てはプラモデルと同じ感覚で完成することが出来ますが、難題はBIOSの
    設定です。BIOSとはOS(windows98)と違いハード系を指定(環境整備)する
    ものです。
     BIOSの設定はマザーボードのマニュアルを参照してください。
  購入品画像

ケース内様子
中央上のファンがCPU−MMX166M
マザーボード
CPU:90〜300MHz
L2cache:1024KB
SIMM:4ポート
SDRAM:3ポート
メモリー最大:384MB
PCI:4ポート
ISA:3ポート
ビデオキャプチャー
右のミニタワーに組み込みました
CRTは三菱フラット画面タイプ(17インチ)
フラット画面は慣れるまで、凹に
見えてしまいます。

完成ごはWindows98をインストールしSSTV等の画像関連処理が大変短時間に処理
出来る様になりました。

 

 PCの世界は変化が早く追いつけませんが、息子がBAIOPCV-L530を購入
   少々 いたずらしてみると早い、早い 仕様を調べたらPV600MHz でした。
   ここで また変な虫が騒ぎ出しました。 息子に負けるな CPU速度を上げよう!
   即 秋葉原へ しかし ソケット7の300MHzCPUは見つかりませんでした。
   ソフマップには中古の200MHzは有りましたが、166MHzとあまり差分がないので
   諦め !!! 仕方なくメモリーでも増設するか しかし SIMMは中古もなく、
   SDRAM(PC100タイプ)の64MBが2.3Kでやっと見つけました。
   早々 バンクに挿入し試験しましたが気持ち早くなったような位の体感でした。
   これでメモリーは64MBから128MBにUPしました。
 最近の周辺機器はUSBタイプ多くなりRS232Cのコネクタ不足から当局も
   USB端子が欲しくなり早々対策を考えました。
   現仕様のマザーボードにも機能は有るようですが、PCIバスに差すだけでUSBポート
   が出きる製品を見つけました。
   数種類ありましたが メルコのUC12-P2を4Kで購入しました。

USBポートは2つあります。
転送最大速度は12Mbpsで非常に
早いです。
ホットプラグイン対応です。
早々にこのパッケージをPCIバスに
挿入しPCの電源をONすると自動認識
してくれます。
確認のため、ここを見てください。
マイコンピュータを右クリック、プロパテーを
クリックし、デバイスマネージャ内
のユニバーサルシリアルバスコントローラ
が下記のようになっていることを確認します。


当局はUSBポートにエプソンのスキャナーを接続し快適に使用しています。
とにかく転送速度が速いので画像関係は快調です。
みなさんもお試しあれ!!






LoggerとZakanakaの組み合わせPSK等を上記パソコンで運用していましたが、Zakanaka
がバージョンUPの度に重くなりスムーズな運用が出来なくなりました事と娘のパソコンが壊れ
た事を機会に自作することにしました。
最近のパソコン選択技術はCPUの選択からのようです。CPUが決まるとマザーボード(CPU
のソケットタイプ)の範囲が決まります。RAMの容量はマザーボード仕様で限定されます。
@CPUの選択
 秋葉原の店頭で値段と速度を勘案し、Celeron1.1GHz/100MHz=11000円で購入

左がヒートシンク、中がファン、
右がCPUです。
ソケットタイプは370タイプです。
最近のCPUは発熱が多く大き
なヒートシンクが必要のようです。
ヒートシンクとファンは添付品です。
中心の青い四角部分が心臓部で
焼けどするくらい高温を放します。








Aマザーボードの選択
 CPUのソケットタイプが370ですのでそれようを物色しましたが、数が多すぎて迷います。
 2号機は説明書が英文で苦労したので、日本語付きマニュアルのを探しました。

有りました。
Aopen社製 AX3SP Pro−U 
=15000円

です。
写真左下に「日本限定版」と刻印さ
れています。
仕様は
CPU:PV800Mまで(1.1G対応
    保証済み)
グラフィックボード:AGP拡張スロット
DIMMソケット:3本 PC100/133
         対応512MBまで
PCI拡張スロット:6本
USBソケット:4本
音声ボード:ONボード
ジャンパ、SW等の設定は無く、全て自動認識 



Bケースの選択
 ATX用300Wタイプを選択しました。 

Cyber Mirror社製です。3.5インチベイ:2本 5インチベイ4本
です。約1万円弱でした。
CD−ROMの開閉ボタン寸法合わず小細工して何とか!!!


















Cビデオカードの選択
マザーボードにAGP対応スロットがあるので,相性を考慮し
Aopen社製のPA256MX Plus=1万円
32Mメモリー搭載













Dサウンドブラスタの選択
SSTV、PSK31で一番気になるのがSBです。
オンボードSBはNGでした。
新規購入時 出来るだけSB16に近く動くと信じ
CREATIVE社製 AW320=1900円購入
SSTV,RTTY,PSK全て動作しました。









EHD/CD/FDD/メモリの選択
最低容量は20Gがでしたが価格と今後の余裕をみて40Gに決めました。
価格は10500円でした。変わっているところは騒音化対策で流体軸受け
だそうです。
確かに起動時はたいした音が発生しません。










CD関連適当です。
倍速が多いと騒音になるのでミツミ社製32倍速=3400円
FDDは2モードで同じくミツミ社製=1980円
RAM関連はPC133タイプの256MB=1999円









以上が主な部品と価格です。
後はプラモデル流に組み上げるだけです。
下記がハードの完成状態です。


Fパソコンに生命を入れる(ソフト編
  E項までは今まで3回経験して来たので、ボードを差しこんだらり、IDEのケーブルを接続したり、
  電源コネクタを接続し、POWのSW をONでBIOSを確認後各種OS等のインストール作業に入
  のですが、今回は既設のパソコンを丸ごとコピーしたいのです。
  各種OS等のインストール、データベースの移行が面倒です。
  インターネットで色んな掲示板等を参照しやっと方法を見つけました。
 
 方法1
   先ず既設のパソコンに新設するハードデスクをセカンダリー設定でつなぎ込む。
 方法2
  WindowsのDOS窓から
  FDISKを実行後
  
sys c: d: Enter           c:既設HD d:新設HD
   xcopy c: d: /y/r/c/e/f/h/i/k  Enter
 
  この後 DにあったHDを新設のパソコンのプライマリーに接続し、電源を入れてください。
  やりました娘にあげたパソコンと同様の内容でパソコンが動きました。
 このXCOPYはメーカでも出荷する際手間が省けるので使用するようです。
 これで私の3作目はCUPが10倍になり生き返りました。
 但し この方法で被害があっても責任は持てませんので、皆さんの判断でお願いします。







深夜PSK等のディジタルモード運用すると、気になるのがパソコンのファン風きり音です。
ファンは電源ユニット、CPUに付いています。電源用は低音、CPUは高音 音量は電源用
大きく聞こえました。
対策方法として、静かなファンに取り替えるか、ファン駆動電圧を下げることです。
取り敢えず電圧を下げる方(金が掛からないが本音)から試験しました。
AVRで電圧を変化させ、ファン音の静かに動作する電圧を探すと6V位が無音に近くなり
電圧は6Vに決定、ジャンク箱からSW電源5Vあった
ので、微調整用VRでなんとか6Vを確保しました。
ここで気になるのが約1/2の駆動電圧で冷却効果
の減少が勉強不足わかりません。
しかし 最近のBIOSはCPU、電源関係の温度、
回転数の管理をしてくれますので、取り敢えず
CPU、電源のファン用線をSW電源に接続して
温度監視することにしました。
音は試験のとおり無音近くまでおちましたが、
CPUの温度が数秒で80度を超えてしまい、慌てて
パソコンの電源をきりました。CPUが黒焦げにならず
ホットしました。


そこでインターネットで冷却効果の高いヒートシンク
を探して結果 左記のものがありました。
手前が銅埋め込みでCPUに密着する部分です。
右側黒色部分がファン、左側がヒートシンク部分
です。
ファン無し寸法は
縦60mm:横62.4mm
会社名:アルファ
     Tel:0559-66-0789
  URL:http://www.micforg.co.jp/jp/c_pep.html
製品名:PEP66 価格は4020円

上記写真が取り付け状態です。
右側の丸印は保険のため電源ユニットに追加したファンです。
セッテングが完了し電源をONにしました。
1分後CPU17度(室温15度)電源ユニット15度
1時間後CPU27度、電源ユニット18度
で落ち着きました。
これで 深夜 の交信も愚妻に気にせず運用できます。バンザイ