アイアンセンサー(釘探し)
最近の建築物は石膏ボードの上に壁紙等を貼る構造が多く因みに我が家もご多分に漏れず
上記の施工方法です。
壁に棚等を設置したい時桟等は表面から見えませんので、叩いて音の変化で見つけます
が、正確な位置が判別出来ません。
東急ハンズ等で売られているのもので、安価なものは細い針等で刺すタイプ、高級品は技術
を駆使したタイプの2タイプがありました。
 ある日 事務用品(会社の壁等に使用する磁石タイプのピン)を購入する為パンフを見ている
「超強力・ネオジウムマグネット」保持力7倍」の製品があり早々購入し使用しましたが、
小粒の割りに強力さを実感しました。ここまで書けばお分かりと思いますが、この強力な磁石
を利用して釘探しを作成しました。
左記の写真が従来の7倍の磁力を持つ
製品化されたネオジウムマグネットです。
今回使用した物はコクヨ製品の8個入った
物です。
写真では見難いですが、黒い部分が磁石
部分です。外の透明な部分から、この磁石
を取り出して使用します。(2個使用)
材料:@磁石2個
    Aラミン棒
(8mm)5cm
   B糸半田少々
    C釣り糸(6オンス)少々
    D透明ケース
作り方:@ラミン棒先端に磁石一個分が入る孔
      を開け磁石埋め込み、もう一つの磁石
      は自己力で張り付き
     Aラミン棒中央に釣り糸縛りつけ
     Bバランス用半田巻きつけ
調整:釣り糸を左右から引いて、ラミン棒が水平に
    なるよう半田を伸ばしたり縮たりして調整する。
磁石(2個)
釣り糸
糸半田
透明ケースに孔を開け釣り糸をセロテープで固定

◎センサー感度試験
 左記の写真のとおり4cmの間隔では反応しません
ナット
 
I←4cm→I
I←→I
 2.5cm
ナットを少しずつ左に移動すると約3cm位から反応し始め
ます。
完全に反応したのが左記の写真の状態で約2.5cmです。
一般家庭の壁・天井厚は2cmで反応すれば問題ないと思
いますので一応満足としました。マイホームで試験しましたが
完璧に探しだすことが出来、釘のあるところをプロットし印を
付けますと桟材の位置が正確に把握できます。