今までの結合はネジ、接着剤、タボ、ビスケット等で組み立ていましたが、どうしても
ホゾ組がやりたくて家内の要望であった洋裁用作業台をホゾ組で作成することを決
断しました。では ルーター等でチャレンジしたホゾ組を紹介させて頂きます。
作成に当たり感じ的にはホゾ穴の方が簡単で、ホゾの方が大変難しいようです。
ホゾ穴は10mmのストレートビット、ホゾはバンドソーとルーターで作成しました。
@先ずは天板の板剥ぎをビスケットで行い
ました。余談ですがアメリカンバーモン社
のビスケットカッタを使用し、結合しました
がセンタ線が約10mmほどずれますマニ
ュアルを何度読んでも間違った手順では
ありません。メーカーに問い合わせ処 メ
ーカーでも最初は判りませんでしたが、
マニュアルにある図 が間違っていること
が判明しました。スタートラインは図解で
はセンターの線に合わせて ありますが、
ここが間違いで、右側のメモリーに合わせ
るのが正解です。同機種をお使いの方ご
注意下さい。
A作業台の脚に寸法線を書きます。
今思うにこの工程が不正確で有った
ような気もしますが!
Bルーター負荷を軽くする為、切断線よ
り2mm位大きく切断します。
Cバンドソーでの切断が完了です。横が
切断されて いないのは、ものの本によ
るとここの長さできつめに調整とあるの
とホゾ穴が正確な寸法長で削る自信が
無い為ホゾ穴を先に開け一本一本調整
することにした為です。
D次にルーターで正確に切断線まで削り
ます。白いテープは両面テープで角度
がルーターの力で剥がされるのを防止
するためです。本来は当木が良いと思
いますが
E次にホゾ穴を10mmのストレートビットで
所定の深さ及び長さまで削ります。電動
工具は一寸した油断で1~2mmはすぐ削
れてしまうので慎重にやったつもりが8
っ個の穴寸法はばらばらでした。ここで
Cがお分かりでしょう。
Fルーター加工のホゾ穴は角は丸くなり
ます のでヤスリ等で角を丸めます。
G天板と脚の接続は分解出来るよう天板
に鬼目ナットを打ち込んで6mmのボルト
で接続 しています。
反省:やはりいい加減に作成したためホゾの
4面中一面が水平に加工できず1mm程
度の隙間が出来てしまいました。
ホゾ組の難しさを改めて痛感!!!
一応完成しましたがホゾ組の
隙間が気になります。この辺
の冶具を考えて再トライ した
いと思います。
出来は悪いですが接着後の
頑丈さは凄いですね
一人言ですが本作品は愚妻
から大好評でした。木工環境
がさらなる改善があるかも??