トリマで円を作成(溝及び切る)
粉塵器を作成するときペール管の蓋を合板で作成する羽目に成りそうなので
冶具を考えました。ジグソーでのカットは切断面の直角が自信が持てないた
め(自分での力量では)トリマに依存する冶具を考えました。誰でも考え付くこ
とですが、トリマをコンパスの鉛筆側に取り付け、反対側を支点とする構造です。
左が全体像です。
下側にトリマを付けます。ご使用のトリマ取り付けネジの
寸法に合わせネジ穴を開けます。ビットの穴はホスナー
ビット(35Φ
で開けます見ずらいですが中央に5mm
の間隔で2mmの穴を開けます。
上記写真実際のセッテング状況です。
黄色が釘等を使用し支点になります。今回製作の冶具は
半径 3cm〜50cm まで使用可能です。ピッチは5mm
間隔です。 希望の寸法が得られないときは別途希望
寸法の穴を開け対応します。
←支点
斜め下よりの画像です
↑5mm間隔の穴
↑ホスナビット25Φ
  サークル冶具 改良版
上記の物の欠点は支点を釘等で材料に打ち込むため材料に1cm程の穴が空こと
二つ目は半径の寸法が5mm間隔の固定であり、微妙な寸法をとりたいとき不便でしの
でこの二つの欠点を改善するものを考えました。下の写真をご覧いたただければ
簡単ご理解頂けると思います。
支点側の材料です。
2mm塩ビ板5x5cmを2枚とボルトナット(3mm)
A板の穴は3mm、B板の穴はボルトの頭が通る
大きさです。
A板
B板
支点側の完成写真です。
もうお分かりですね上記物の裏面に両面テープを
張って中心点に固定して使います。貼付後の横方
向への固定度は相当な物であることを実験で体験
し、実用上も十分でした。
突然 完成してしまいましたがトリマーをスライド、固定できる冶具です。塩ビ板2枚を使用しました。
上側のトリマー固定用溝はボルトの径寸法でカット、下側の溝はボルトの頭より少々大きめに 私の
場合は10mmでカットしました。見てくれはお世辞にも綺麗とは言いませんが機能は大変満足しています。

下の方に改良版あります
   見栄え・機能アップ版
上記の写真でお解かりの様に機能はほぼ満足なのですが切り口が汚く見てくれが良くないので作り直す
事にしました。ヘボ日曜大工人でも木材加工が慣れていますので、5.5mmのシナ合板で作製しました。
トリマ装着の様子です。やはり木材の方が綺麗に加工できま
した。
裏面側の様子です。ボルトの頭の高さを解消するため上下に
シナ合板を接着し裏面の水平を確保しました。
支点側の改良ですが、前作のものは中心点にボルトの中心
を合わせることは中々大変なものがあり、今回はこの点を改
善しました。
改良のポイントはここにあります。先ずボルトの頭を切断し、
上記写真の様に先を尖らせます。塩ビ板から0.5mm位突
き出して、ダブルナットで固定します。センター合わせは作
品材に釘等で1mm位の穴を空け、上記の突起をこの釘穴
に合わせればほぼ完全に中心位置に置くことができます。
多少作品に傷が付きますが殆ど削ってしまうので問題ない
と考えます。




上面
裏面
ここに両面テープを張って材の中心に
固定します