SB、CW等短波帯での通信に飽きた方や新しいことに
興味のある方是非チャレンジして見てください。

<SSTVとは>
Slow Scan Television(スロ-スキャンテレビジョン)の略称であり、
低速度走査テレビジョンのことであります。
SSTVの場合は静止画で帯域が音声帯域(約3KHz)で画像を送る
ことが出来ます。
帯域が狭いことはHF帯の狭いバンドでも使用可能になります。画像は
もちろんカラ−です

<導入編>
 1.まず変更申請が必要です。電波形式は21MHz以下が3F5、これ
  以上の周波数はF5の追加、次に工事設計書に付加装置有り等の変更
  申請を実施します。
 2.SSTVに必要な機器は大きく2つに分類されます。1つはハ−ド
  に主要機能を持つ構成2つ目はソフトに依存した構成です。
 ◎ハ−ド依存形
 ・NS180Aスキャンコンバ-タ(松村電子製)キット、完成品あり--当局使用中
 ・TSC100等スキャンコンバ-タ(タスコ電気製)完成品のみ
  ただしモニタ−用デスプレ−(RGBまたはNTSC<ビデオ用>が必要
 ◎ソフト依存形
 ・WinPix32(windows95以上の環境)−−当局使用中
 ・W95(windows95以上の環境)
 ・WinScan(windows95以上の環境)
 ・JVcomm32(windows95以上の環境)
 等最近は沢山のソフトが開発されています。
 ハ−ドorソフトどちらを選択するかは非常に難しい判断になりましが
、最近のユ −ザの傾向は金額の面等からもソフト系に人気があるよう
 です。
 どちらの製品もリンクの広場にURLがありますので参考にしてください。
 
3.具体的構成図

赤ラインがハ−ド系の接続イメ−ジです。受信系統はBでトランシ−バの音声
 力をスキャンコンバ-タの入力端子に接続し画像を受信します。
 送信系統はAでスキャンコンバ-タで画像情報をデレジタルからアナログ音声に
 変換したデ−タをトランシ−バのマイク端子にいれ送信します。
紫ラインがソフト系接続イメ−ジです。ハ−ド系との違いは入出ともパソコンの
 サウンドブラスタ等を介して送受信を行うことです。
 何か疑問等がありましたらメ−ルかお空でお答えします。
◎実際の受信イメージ