バックロードホーンが完成しエージング中ですが、小さく設計したつもりですが矢張り
大きい。小さくて低音がある程度出るものはないかとホームページから探していましたら
竹中様のホームページに私が求めた箱寸法及び低音が出るとの事早速製作にはいりました。
評判どうり素晴らしい低音と定位が凄い 8cmのユニットここまで低音がでるとは!!驚嘆
でした。竹中さま詳細図面及び作成写真まで公開頂き有難うございました。
竹中様HPはここ
息子にこのSPシステムを聞かせたところ、欲しいとゆうので2組を作りました。
その後友人も是非とのことでプレゼント品として自分用を含め合計4組作成しました。作成方法
竹中様を初めとしいろんな方が公開していますので作成方法の掲載は止め4組作った経験から
作成のポイントを紹介させて頂きます。
【ポイント@ スパイラルの作り方 】
先ず15mmのラミン棒をテープ等で
固定し表裏の指定寸法を印します。
こうする事で表裏に正確に指定の
寸法を刻むことが出来ます。
巻きつけるFケーブルですが、購入時
注意してください。上がエコ商品、下が
従来からあるものです。エコ商品は被覆
等が硬く中々ホーミング出来ませんので
次のポイントは上記写真の様に固定
後低粘度の瞬間接着剤を流し固定し
ます。私の糸は水糸を使用しました。
左記を5回して完成です。巻き方は内
側に捻りを入れながら巻くと以外と上
手くまけます。後は塩ビ管に挿入して
完成です。
塩ビ管と補強板の固定は瞬間接着剤
と木工用パテで固定しました。
【ポイントA 鬼目ナットの取り付け方 】
小型スピーカーを鬼目ナットで固定するには結構気を使います。SA/F80AMGユニット場合
指定寸法は76mm(75mmと記載しているのもあります?)ですが、この大きさの穴を空ける
と鬼目ナット取り付け苦しいので、私は74〜74.5mmで空けました。次に取り付け穴の側面
に瞬間接着剤を流し込み木質の強化を計ります。次に指定の場所を4mmビットで穴を空け
ます。次に鬼目ナットを挿入する指定の5.7mmで4mmの穴の上から約10mm(深さ)穴を開
けます。以上で綺麗に材木の割れもなく鬼目ナットが装着出来ます。
【ポイントB ボックスの作り方 】
ボックス作成ポイント1ではバッフル
(前板)、裏板、側版を同一幅に微調整
調整方法はMCAPスピーカー作成で
紹介していますので参考にして下さい。
次に美観状の観点から前後板幅を所定
寸法より1mm多く切断、前後板及び側板
の縦寸法も同じく1mm多く切断し、上記
写真のように0.5mm位はみだすように接着
します。
0.5mmはみ出た部分を上記ビットで面一にカットします。面一はビットが勝手に
やってくれますのでトリマーの垂直移動だけに神経を使います。
作成手順が前後しますがダクト穴に左記の赤いビットを使用しテーパーを施し
音質を上げる施策を講じます。
以上上記のポイントを
意識して作成したボックス
が左記の写真の出来栄えです。塗装はポアース
テイン(チェスナット)を5回
その上に水性ウレタン二
スを5回ペーパーヤスリは
240番から最終は1000番
で仕上げました。