「僕にとって人生とは、
しがないサーカス小屋の綱渡りみたいな物です。
一歩間違えば、奈落の底に堕ちるけど、決して堕ちる訳にはいかない。
ギターをぶら下げて、この街で3,4年修行して
東京へ出てって約18年、いろんな事が・・・、
もちろん、辛酸もなめてきたし、人にはめられもしたし、
裏切りもあったし、人を傷つけてもきた・・・・・・。
だけど、僕の自尊は、僕の自尊は・・・・・・・・・・・・・。
それでも、君たちがこうやって、いるという事です。」
<’95「いつかの少年」福岡公演MCより>
その歌を創った時に俺のそばにいた人間の顔が浮かんできた。
その人間との関わり合いの中で、俺は歌を書いてきたのだ。
歌を創る行動・・・・
その人間を傷つけたり、自分が傷ついたり、
いずれにせよ、突っ伏した状態の時に創った歌だ。
そして・・・、
そこから立ち上がる為の歌だったと改めて痛感した。
苦しめば苦しむほど力になり、悲しめば悲しむほど思いやれる
といことが実に、真実だったし
俺は体感したことだけを、絵空事ではないことだけを
歌にしてきたのだと再認識した。
<’94ベストアルバム「いつかの少年」発売を前に>
歌は声なんだよね。
声には、そいつの人生があるんですよ。
たとえば、同じ「I LOVE YOU」ってやっても
声で全然違ってくる。
詩や曲だけじゃない・・・。
歌は声なんです。
<’94頃>
俺なんかね、お客さんいなきゃ
話にならないんだから・・・
ただの猿だ!
君たちが来てくれれば、
猿一匹唄えば侍になれる
とても幸せだ!
<’97〜’98ツアーMCより>
僕には3人の子供がいます。
女房は若干1人います。
未来永劫、離婚はしません。
あしからず・・・
<LIVE'95・MCより>