《 概  要 》
発足
 星置地区福祉のまち推進センターで、「健康づくり」と称される活動が行われるようになったのは、平成8年にこの街に「地区センター」が開設されて、住民のコミュニケーションが図られるようになったのを機会に星置地区の有志と手稲保健センターに勤務されていた阪井保健婦が「星置すこやか会」という活動を始めたのが出発点となっています。「自分達の健康は自分で守る」を合言葉に健康づくりについて地道な活動を細々と始めました。
 平成9年度には、札幌市手稲区のモデル地区となり1年間色々な事業を行い地域住民が関心を持ち始め、参加者も増え「星置すこやか会」を有志ではなく、星置地区連合町内会連絡協議会で活動に取り組むことになり、平成9年4月より保健センター(現在:手稲区役所地域保健課)の協力及び共催で着実に運動が進められて現在に至ります。
 平成13年度には星置地区連合町内会連絡協議会からその活動の拠点を枝分かれ的存在の「星置地区福祉のまち推進センター」が引き継ぐこととなり、中身をさらに充実させ、『老いも若きも赤ちゃんも手を取り合ってまちづくり』をスローガンに健康で明るい街づくりを目指し、住民の皆様と共に活動しています。
主旨
 厚生省人口統計によれば、わが国の65歳以上の高齢者人口は平成17年には総人口の27.3%になり、世界一の長寿国となるそうです。高齢化社会に向けて、厚生省から樹立した『新ゴールドフラン10ヵ年計画』と称する施策があり、各方面で種々な動きがあるようです。したがって自らつくりだす地域として、この地域で何をすれば良いのか、これらを考えるにあたってはハードルが高いとは思いますが、何度かの壁を乗り切ることも必要ではないかと思います。
 そこで、地域のつながりを大切にすると共に、自分の健康は自分で守る、そして多くの人々と交流を持ち 健康な毎日を過ごすことを大切にすることが目標となります。
平成8年度星置すこやか会事業内容
期 日 事  業  名   事   業   内   容   講  師  名
10月25日 もっと知ろうコレステロール ・脳血管障害を予防するために
・コレステロールの高い人はどんな
 病気になるか
・1日の食品の摂り方について
手稲保健所星置地区担当
保健婦
 阪井 和子氏
11月 6日 自律神経が不調のとき ・自律神経とは
・自律神経失調症とは
医療法人北武会北都病院院長
小原 孝雄氏
12月 6日 成人病を予防するために
・自分のからだの状況を知っているか
・自分の病気の原因を知っているか
・糖尿病について
・ストレス解消法
手稲保健所星置地区担当
保健婦
 阪井 和子氏
平成9年
 1月23日
健康な毎日をおくるために ・食生活について「塩分濃度の測定」
・健康相談
・運動実技「自宅でできるストレッチ」
手稲保健所星置地区担当保健婦
 阪井 和子氏
 高橋 美咲緒氏
 2月21日 応急手当講習会 ・心臓マッサージ法
・人口呼吸法
・その他
札幌市防災協会職員4名
 3月19日 在宅ケアの心がまえ ・脳性マヒ及び失語症について
・サービスについて
・衣服の着脱について
・食べ方の実習及びオムツ交換
手稲保健所星置地区担当
保健婦
 阪井 和子氏
平成9年度星置すこやか会事業内容
期 日 事  業  名  事   業   内   容 講師等及び主催
 7月24日 生活習慣病 ・生活習慣病の予防 医     師
 7月31日 子供の広場
「七夕まつり」
・地域の育児家族の交流のお手伝い
・子供の世話
星置すこやか会
 8月27日 介護セミナー
「寝たきり老人の1日」
・介護の仕方・され方
・元気印の長寿
手稲保健所星置地区担当
保健婦他
 9月24日 ウォーキング教室
「歩いて健康づくり」
・運動効果のあがるウォーキング
・歩こう私たちのまち
運動指導員
10月22日 バランスの良い食生活 ・普段のみそ汁塩分濃度測定
・減塩しても美味しい調理方法
管理栄養士
11月26日 健康講座
「ガン予防の知識」
・ガン予防に関する講演 医     師
12月10日 救急救命法 救急救命方法の講演 札幌市防災協会
12月18日 子供の広場
「クリスマス」
・地域の育児家族の交流のお手伝い
・子供の世話
星置すこやか会
平成10年
 1月28日
歯の健康づくり ・健康な歯で美味しく食べて病気を防ぐ 歯科医師
 2月25日 室内でできる運動 ・ソフトエアロビの実技 運動指導員
 3月25日 カラオケ健康法 ・みんなで歌ってストレス解消 手稲保健所星置地区担当
保健婦

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