【スカパーPPVの手引き】


★スカパーのPPVで、「GLAY EXPO 2001 in TOKYO STADIUM」が
放送されましたが、それに絡め、簡単にスカパーのPPVの手引きを
作ってみました。年末年始にまた再放送があるという話なので、
その頃、初めて見る予定の人は参考にしてみてください。
(本当はもっと早くUPしようと思っていたんだけど、時間が無くって
今回は、時間切れとなってしまいました。)



・まずは、リモコンのメニューキーを押して見ましょう。
そして、メールを選択します。
   メニュー画面1

・ずっと電話線を接続していなかった場合、以下のような
メールが入っているはずです。
   メニュー画面2

・1つ戻って、ペー・パー・ビュー購入合計額を選ぶと、今まで
一度もPPVを購入したことが無ければ、0円になっている
はずです。
   メニュー画面3

・では、電話回線モードの確認・設定です。初期設定メニューの
中から選びます。
   メニュー画面4

・メニューを開くとこんな感じです。接続している電話回線と
同じ設定になっているか確認してください。ダイヤル(パルス)
回線は、10ppsか20ppsを選びます。通常20ppsで大丈夫です。
トーン回線やTAのアナログポートに接続している場合は、
通常、トーンを選びます。一般家庭では、普通、0発信しない
設定ですね。
   メニュー画面5

・電話回線接続テストを選択し、正しく接続されているか
確認します。
   メニュー画面6

・テスト中はこんな画面表示になっています。この時、チューナー
本体前面にも、通話表示がつきます。
   メニュー画面7

・接続がOKな場合は、このような表示になります。
   メニュー画面8

・接続がNGな場合は、このような表示になります。
   メニュー画面9

・NGになる原因として考えられるのは、
 (1)トーン・パルス設定や0発信設定が違っている。
    →設定をなおす。
 (2)電話番号自動選択機(αLCRなど)が繋がっている。
    →アダプターを外す。
 (3)1つのモジュラージャックに複数の電話関連の製品が
    繋がっている。
    →取りあえず、スカパーチューナーだけにしてみる。
 (4)電話線が長すぎる。
    →短いケーブルにしてみる。
 (5)TAのアナログポート設定が出来ておらず、使用禁止
    状態になっている。
    →TAの設定をなおす。
などが、考えられます。


では、実際にPPVの予約です。
・EPG(週刊番組表)を表示してみましょう。
   PPV画面1

・希望の番組を選択すると、番組内容の説明が表示されます。
   PPV画面2

・個々で予約を選択すると、以下のような表示になります。
今回の番組は、録画不可なので、視聴のみのボタンキーしか
表示されません。
   PPV画面3

・視聴のみのボタンキーを選択すると、予約完了表示が
表示されます。
   PPV画面4


・予約完了画面で、了解キーを押すと、EPG(週刊番組表)に
戻りますが、その際、予約中マークが予約した番組名のところに
付きます。
   PPV画面5

・ここで、リモコンの予約一覧を押すと、以下の様に、
予約した番組名と時間、料金などが表示されますので、ちゃんと
予約できているか確認が出来ます。
   PPV画面6

・再生予約した場合、他のチャンネルを見ていても、自動的に
予約したチャンネルに切り替わりますし、電源がスタンバイ
状態になっていても、自動的に電源が入ります。その際は、
以下のような表示が表示されます。(本編開始直前に)
但し、録画予約と違って、チャンネルロックされないので
下手にリモコンをいじると、チャンネルが変わってしまう場合が
あります。
   PPV画面7

・本編が始まってからPPVを購入しようとすると、以下のような
画面表示になります。今回の番組の場合、番組全編でいつでも
途中から購入可能でしたし、プレビューもどこでも30秒だけ
可能でした。但し、PPVは、その放送内容によって、購入可能が
放送開始後30分以内だったり、プレビューも出来なかったり、
購入可能時間内だけだったりすることもあるので注意が必要です。
   PPV画面8

・プレビュー可能時間が過ぎると、背景が見れなくなります。
また、一度見れなくなったプレビューは次の番組になるまで
表示できません。
   PPV画面9

・PPV視聴後は、ペー・パー・ビュー購入合計額の金額が
増えているはずです。
   メニュー画面10

★コピーガードについて。
・今回の放送は、コピーガードが付けられて放送されています。
その為、スカパーチューナーの出力をビデオデッキ経由でTVに
接続した場合、コピーガードが働き正常に見れない場合があります。
(テレビデオを含む・画面が明るくなったり暗くなったりを
繰り返します。)その場合は、TVに直結して見るようにして
ください。但し、最近のビデオデッキは、録画をしないスルーでの
視聴時は、コピーガードの影響を受けないような造りになっている物が
多いです。また、古いビデオデッキでは、コピーガードに対応して
いない場合は、影響が出ない場合があります。この影響が出ない
ビデオデッキで録画した場合、自己録再は問題ないですが、コピーガード
信号自体は、一緒にコピーされているので、他のビデオデッキで
再生した場合、影響が出る場合があります。コピーガードが働いた
場合は、画面が明るくなったり暗くなったりを繰り返しますが、その
影響度合いはビデオデッキによって違います。よく、8mmやベータ
では、コピーガードが働かないと言う噂がありますが、最近のモデルは
しっかり働きます。(最近と言ってもここ7〜8年もの)
現行のビデオデッキでは、基本的にコピーガードが効くと思った方が
いいです。

昨年の著作権法の一部変更により、コピーガード信号を外す行為は
違法となっています。今回の放送の場合、デジタル音声にも
デジタルコピー禁止情報が設定されているので、MDなどにデジタル
録音できません。唯一出来るのは、音声をアナログ録音するすること
ぐらいです。それも、個人が家庭内で楽しむことに限定されます。

ビデオデッキ経由(テレビデオ含む)で接続の場合にコピーガードの
影響が出るかどうか調べるには、試しに他の録画不可のPPVを購入
してみるとか、プレビューの30秒でチェックするなどの方法があります。
他に、DVDもコピーガードがかかっている物が多いので、DVDの
出力をビデオデッキに接続し、影響があるかどうか調べてみるのがいいかも。
メジャーな映画会社の洋画ソフトなら大抵、コピーガードがかかって
いると思います。

コピーガードは、マクロビジョン方式の物が有名ですが、今回も、
そのマクロビジョン方式によるものです。但し、この方式には
大きくわけて2種類有り、1つは、今回のPPVやレンタルビデオ
などにかかっているAGCタイプ(明るくなったり暗くなったりを
繰り返す)と、DVDやかつてのディレクTVに使われていた、
カラーバーストタイプ(画面に横縞が大量に入る)があります。
PPVでは、極一部のビデオでは、影響が出ない場合もありますが、
カラーバーストタイプは、すべてのビデオに影響が出ます。
スカパーも、その方式にいつ変わるかわからないので、コピーガード
付きのPPVは、基本的に録画できないと思っていた方が良いです。
(コピーガードの方式は、放送局側の設定で自由に変更できます)

★電話線に付いて。基本的には常時接続しておいた方が無難です。
購入直後に購入情報が送られる訳では無いので、しばらく繋いで
おいた方が良いです。また、1度、電話線を繋がないでPPVが
見れたからといって、繋がないままでいると、ICカードの未送信
上限金額に引っかかり、2度目以降PPVが見れない場合があります。
その時、慌てて電話線を繋いでも、情報はすぐには送信されないので
間に合わず、視聴できない場合があります。
また、長期に電話線を外していたり、チューナー購入後、長期間1度も
PPVを購入したことが無い場合は、チューナーがPPV視聴不可設定に
なっている場合があります。その際は、カスタマーセンターに連絡して視聴
可能設定情報を衛星経由で送ってもらわないと見れない場合があります。

★天気が悪いときはPPVを購入しない方が無難です。
折角購入したPPVが雨の影響でモザイクばかりじゃ悲しいですからね。


以上の解説に使った画像は、ソニーチューナーの物です。
メーカーが違うとその画面や操作性は違う可能性があります。