6V車のポイント調整

 

6v車でパワーが出ない、マフラーからパンパン音がする等点火時期が合ってないと思われる症状有りませんか?

そんなときドライバーとちょっとした自家製工具で調整出来るのでお試しください。

用意するもの

  +ドライバー、−ドライバー、150番くらいの紙ヤスリ、6V豆電球を繋いだソケット、両端にクリップを付けたコード、バッテリor乾電池

手   順

1.Lクランクケースカバーを外す。 おそらく6VのLクランクケースカバーは+ネジ3本で止まってるはずです。硬く錆び付いてる可能性もありますがネジ山を痛めないように取り外します。
2.フライホイールのFマークとケースの切り下記が合うように回転させる。

このFマークが通り過ぎる時にポイントが開いたら丁度いいんですが・・・・

狂ってたら調整します。

 

3.調整の仕方その1

<電球を使った調整>

6Vの豆球をステーターから出ているカプラーの黒い配線に繋ぎバッテリーの+に接続します。バッテリーの−とエンジンブロックをアースさせて、フライホイールを回してFマークの時に電球が心持ち暗くなったらそこが開き初めです。その位置が切りかきになるように調整します。

3’.調整の仕方その2

<タイミングライトを使った方法>

エンジンを掛けてアイドリング状態の点火プラグコードに、タイミングライトのフックを挟みライトをクランクケースの切りかきに向けて照らします。その時Fマークと切りかきが合っていればいいのですが

          

4.調整値

ポイントの最大隙間は、0.3〜0.4mmです。

<調整方法>

点火時期が遅い場合は→ブレーカーを右に

点火時期が早い場合は→ブレーカーを左に

−ドライバーでこじって調節します。  

5.ポイント面が荒れている場合は紙ヤスリで修正します。

紙ヤスリを細く二つ折りにしてポイントの間に挟み込み前後に動かしてポイント面をならします。

調整が出来なくなったらポイントの交換をしますが、フライホイールを外す必要がありますので、専用工具が必要になります。

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