オイル交換

オイル交換は比較的簡単で重要なメンテナンスです。

大切なバイクを長く使うためにも定期的なオイル交換をしましょう。

また、チューンドエンジンにもエンジンを壊さないようにする第一歩です。

用意するもの

  メガネレンチ、オイル受け、オイルジョッキ、オイル(ホンダウルトラU等)、ドレンコックパッキン(再使用可)、軍手、ウエス

 

手   順

1.オイルレベルゲージを使って、エンジンオイルの状態、量を調べる エンジンオイルが黒ずんでたり、長く乗っていなかった場合は交換する。(1000km又は3ヶ月程度を目安にする)
2.暖気運転を行いドレンボルトを緩める 必ず暖気運転を行い、オイルを暖めて軟らかくし抜けやすくする。ドレンボルトを17cmのメガネレンチを使って緩める。(ドレンボルトのサイズは年式によって違うのでサイズにあったメガネレンチを使用する。)
3.ある程度緩んだら手で回してドレンボルトを抜く 下にオイル受けを敷いて手で回していく。このときオイルが熱くなっているので火傷には十分に気を付ける。
4.エンジンオイルを抜く ドレンボルトを抜くとドレンコックパッキンが付いてくるのでオイルの中に落とさないように注意する。
5.車体を水平にしたり左右に揺すってオイルを抜く 車体を水平にして残ったオイルを排出する。左右に傾けてオイルを十分に抜く。(このときオイルをこぼさないようオイル受けの中に受ける。)
6.キックスターターアームを何回かキックしてしっかりオイルを抜く オイルが出てこなくなったら、キックスターターアームを2〜3回キックしてオイルを出し切る。(きちんとオイルを抜くことが重要)
7.ドレンボルトを取り付ける オイルが抜けきったら、ドレンボルトを取り付ける。この時ドレンコックパッキンは新品に交換した方がよいか、サンドペーパーで平にならして再使用しても大丈夫。
8.オイルとオイルジョッキを用意する オイルジョッキとホンダ指定の純正オイル、ホンダウルトラUを用意する。(チューニングエンジンはワコーズの4CTがいいようです。)
9.オイルを計量する 全容量は0.8Lですが、オイル交換時は0.6Lを入れます。(チューニングエンジンでオイルクーラーがある場合はその容量分を追加します。)
10.オイルを注入する こぼさないようにゆっくりと入れます。
11.ゲージを使ってオイル量の確認をする 車体を水平にしてオイルレベルゲージを使って計ります。
12.エンジンを始動して暖気してから再度オイル量を確認する エンジンを始動してオイルを各部に行き渡せてエンジンを切り、再度オイルレベルゲージを使って計ります。

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