クラッチ調整

 

チェンジがしにくい。ローに入れると急に発進する等の症状が現れたらクラッチの調節をしてみましょう。

調整は安全のためエンジンを切ってから行いましょう。

用意するもの

  +ドライバー、−ドライバー、10mm(マニュアル)か12mm(遠心)のメガネレンチorスパナ

手   順 (マニュアル)

1.クラッチ調整カバーを外す。 +ネジ2本で止まってるはずです。硬く錆び付いてる可能性もありますがくれぐれもネジ山を痛めないように取り外します。(笑)
2.10mmのナットを緩めます。

メガネレンチかスパナで10mナットを緩めてから真ん中にある−ネジをマイナス ドライバーで左回りに緩める。

 

3.−ネジで調整します 真ん中の−ネジを右回りに締めていき、手応えが変わったら そこから1/8〜1/4回転戻します。

4.位置を変えないよう

ナットを締めます。

中の−ネジが回らないように気を付けて10mナットを締めます。

5.クラッチ調整 カバーを

取り付けます。

カバーを元に戻したら完了です。

手   順 (遠心)

1.クラッチ調整ナットを

緩めます。

12mmのナットを緩めますが、メガネレンチがナットの頭をなめなくていいと思いますよ。

2.アジャストスクリュー

で調節します。

アジャストスクリューを右に1回転ほど回して、そこから左に徐々に回していって重くなったところから1/8〜1/4回転戻します。

3.調節ナットを締めます。

調節した位置がずれないようにドライバーで保持しながら調節ナットを締め込みます。

4.エンジンを掛けて

確認します。

  • キックした時滑りは有りませんか?
  • エンジンを始動して1速に入れた時に動き出したり飛び出したりしませんか?
  • 同じように1速に入れた時エンストしませんか?
  • 1速でエンジンブレーキを使ってる時にチェンジが重くありませんか?    
不具合が有れば再調整します。

戻る