| 質 問 | 回 答 : 安田裕子 |
| Question for Sonatina No2 ギロック・アクセント・オン2の ソナチネの質問 アクセント・オン2に収められているソナチネ第2番の1楽章を分析するとき、小コーダはどこから始まりますか? これは16ページ55小節目4拍目のD音ですか?あるいは56小節目のG音ですか? |
これは56小節目のG音から小コーダになります。 このGは再現部の最後の音と小コーダの初めの音を兼ねています。 これを“ELISION”といいます。 [公開 2008/01/19] |
| アクセント・オン1: アクセントオン1の「風に舞う木の葉」25小節目からのG音は、以前、講座で"右手で弾く"と聞きましたが、 その講座に参加しなかった会員はそのまま左で弾いていました。多くの方は何の疑問も持たずに左でとると思いますが、 右で弾くのはどんな理由があるのでしょうか。 |
アクセント・オン1をひいてみると5本指のポジションで演奏することができる曲がたくさんあります。
また手をクロスするなど無理をせずひけるように曲を作ったのがギロックの特徴でもあります。 ですからここで左手でひくように書かれているG音を右手で取る必要は特にないと思います。 八分音符4つとA-G, A-G, A-Gが3回2音のフレーズと装飾音符を左手でひくA音でメロディーを作っていますので、 この時期、音楽の作られ方を把握するほうがよいと思います。 右手でG音を取るように指導された先生は、もう少し進んでより滑らかな演奏を目指すピアニズムを追求して、 同じ左手で取らねばならない次のA音へのすばやい移動のため、2音目のG音は右手で取るように指導されたのではないでしょうか?(本人でないので解りませんが) [公開 2007/10/01] |
| こどものためのアルバム: こどものためのアルバムのP58 古典 形式・・の1楽章で提示部と再現部において同じ音で臨時記号 が違います。たとえば6小節目のfisや8小節目のgisが再現部で はナチュラルになっています。調の違いでそのようになると解 釈していいのでしょうか?ミスプリではありませんよね? |
ミスプリではなくこのとおりです。 ゼクエンツになっていますが、使われているコードが違います。 日本のCDでは速いテンポでひかれていますが、 アメリカのものでは一音一音がはっきりとわかるように 少しゆっくり目です。 コードの進行がはっきりしていますので、響きの変化を楽しんでひけば面白いと思います。 テンポの解釈によってスタッカートのタッチも違ってくるので生徒さんとよく話し合ってオリジナルな演奏をされることを期待しています。 [公開 2007/10/01] |
| 発表会のための小品集 質問1: 「リュート奏者」は4/4拍子で書かれていますが、テンポ表示は 2分音符=84 というように書かれています。これは2拍子の感覚でとらえるということなのでしょうか。 |
答え(ドスキー教授):焦る感じではなく心地よく歌えるように。この曲は2拍子の感覚で演奏すること。 ギロックのこの年代の作品はテンポの表示など疑問を持つものが多いです。 叙情小曲集は改訂されているが、 ギロックが亡くなるまでにこの曲集を改訂す時間がなかったのだろうと思います。 答え(コラッチオ教授):この曲はALLA BREVE 2/2 と表記されるべきです。少し速いと思われるかもしれないが、このテンポでもよい。 なぜなら速く生き生きとしたバロック作品の気質を表しているから。 [公開 2007/10/01] |
| 発表会のための小品集 質問2: 「年老いた乳母の子もり歌」はとても遅いテンポ表示で、三曲続けて演奏した場合「たか狩り」 との差が大きくて、曲の間の取り方をどう考えたらいいか話題になりました。 |
答え(ドスキー教授):八分音符=84では6/8拍子(2拍子にとる)の感じが出せません。 これは約八分音符=144のテンポでひくと、赤ちゃんは腕に抱かれゆらゆらと子守唄にあわせて眠ることができます。 答え(コラッチオ教授):この曲は2拍子に感じて弾くので、84を八分音符でとっても付点四分音符でとっても正しいテンポではないでしょう。 私の音楽センスを信じると、これは付点四分音符=69、2拍子で感じてひきたいです。乳母が小さな子供にゆったりとした歌を歌って聞かせている情景が浮かんできます。 メトロノームの表示にはあまりこだわらないほうがよいでしょう。自分の音楽センスを信じるほうがよいと思います。 ベートーベン、それにショパンのメトロノーム表示もほとんど意味がないと思います。 [公開 2007/10/01] |
| ピアノ・オール・ザ・ウェイレベル2: P18 上から4段目 スキップし た音は( )( )この答えは何ですか? |
スキップした音は(D)と(F)です。 |
| アクセント・オン2: P10−9〜14小節の右手のメロディーは 初版では単音でしたが、改訂版では 2つの重音になっています。十音でひく場合、書かれている指使いではひきにくいのではないでしょうか? |
初版はアメリカ版の通りで出版しました。その後、ギロック自身が書き残した楽譜改訂が見つかり指示通りに直しました。 9小節目から左手でひいた中間音を右手で取るように直しました。そして14小節目右手F♯にA音を加えました。 指使いは、7小節目始めのG音を第5指からはじめ、8小節目始めのG音は第5指でひき、次のD音を第2指、次のE音を第1指でひきます。 3拍目のG音の上に書かれている指番号1はとります。 参考:ギロックの楽譜では P10の2,4,6小節目、 P11の10, 12、14小節目、 P11の18、20、22小節目の 付点2分音符のペダルは取り除かれています。 |
| こどものためのアルバム: ギロックの曲は大人がひいても十分に満足できる作品ですが、「こどものためのアルバム」という タイトルがついています。ギロックは子供のために曲を書いたのですか?それとも大人のために曲を書いたのですか? |
アメリカでは「こどものためのアルバム」に入っている曲はシートミュージック(ピアノピース)で出版されています。
日本で楽譜として編集された時にこの名前がつきました。 ギロック自身がつけた名前ではありませんが、 ギロックはピアノ曲を書くとき、子供の時から感性豊かに育てることを願って曲を書きました。子供だからと言って決して 幼稚な曲を与えないと言うのがギロックの鉄則でした。だから子供のことを考えて作曲をしたのですが大人や プロのピアニスト達まで満足して演奏できる作品なのだと思います。 |
| ピアノ・オール・ザ・ウェイ・レベル3: P41 おばけのダンス4段目、1小節目の左手2音目A音と2小節目の左手2音目Aは ナチュラルがつくのではないですか? |
アメリカ版も同じようにナチュラルがつけられていなかったのですが、
今回ウィリス出版社とも話しあいこれらの音にナチュラルをつけることになりました。 |
| ロリン・ピアノコース テクニック1: P41の2,5小節目、右手1音目D音はE音のまちがいではありませんか? |
そうです、ミスプリントです。 P41の2,5小節目、右手1音目は、E音です。 |