信愛病院コンサート

■東京 清瀬市 1月18日

連弾:イエスタデイ・ワンス・モア、いとしのエリー、ヘイ・ジュード、私のお気に入り
ソロ:ウィンナーワルツ、愛の挨拶、
   タイタニックより愛のテーマ、森の妖精、去年の春


信愛病院への訪問も五年目に入りました。
思い出せば、私の亡き祖父が入院してお世話になっていたのが きっかけで始めた活動ですが、生前、道徳に厳しかった祖父の口癖は「人のためになりなさい。 人の喜ぶことをたくさんしなさい。」でした。信愛病院でのボランティア活動は介護、朗読、様々な種類のものが ありますが、私にできる一番身近なものが音楽でした。普段のレッスンで子供達と接していても、子供達もとても 疲れているように感じます。物に不自由しない21世紀は心の面で脆さを持っているように感じます。私自身も常日頃、 もっと精神面を鍛えないとと思っています。

こちらのホスピス病棟で、死と向き合って必死に病気と戦っている患者さん、ご家族の方達と接していると、忘れてしまっている大切なことに気付かされます。耳が聞こえること、話しができること、手がうごかせること、自分で呼吸ができること等々。健康であることに心から感謝して、毎日一生懸命努力して生きなくてはいけないことに気付かされました。

今回も演奏後、脳の病の後遺症か口が不自由な五十代位の車椅子の患者さんとその奥様が私達の傍まで 来てゆっくりゆっくりと「あ・り・が・と・う」とおっしゃいました。奥様によれば旦那様の思い出の曲があったようで、 涙で目を真っ赤にされていました。私も一緒に出演した岡さんも私達の演奏でほっとできるひとときを楽しんで 頂けたという感謝の気持ちから、思わず涙でした。

これからも患者さんとそのご家族が元気になるような演奏会づくりに励みたいと思います。 尚、次回の日程は夏頃を予定しています。                                (記/島 和美)

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