八ッ淵の滝
ご案内
 八ッ淵の滝は,琵琶湖の西にある武奈ヶ岳北東から流れ出る鴨川源流にかかる明瀑。
 滝名は連続する8つ淵からきており,下流から順に「魚止」,「障子」,「唐戸」,「大摺鉢」,「小摺鉢」,「屏風」,「貴船」,「七遍返し」という8つの淵がある。コースには鎖やはしごがあり,足元の悪い岩場が多い。
 滝の入り口には,ガリバー青少年旅行村があり,コテージ,バンガロー,キャビン,屋根つき広場,天文台,アスレチック,アトリエ,ギャラリーなどがあり,キャンプをする親子連れなどでにぎわう。

交 通 ◆JR湖西線近江高島駅下車 車で20分  
URL ◆八ッ淵の滝のHP◆  http://www8.ocn.ne.jp/~takakan/watch/yatubuchi.html



唐戸の滝

大摺鉢

小摺鉢

屏風ヶ淵

貴船の滝

貴船ヶ淵

貴船の滝上部

貴船の滝を覗き込む

七遍返しの滝

立ちはだかる岩壁を鎖で登る

はしごと鎖でよじ登る

貴船ヶ淵手前の谷渡り


◆一口メモ◆

   八ッ淵の滝への訪問は5年ぶり2度目。アスレチックのようなこの滝のコースが気に入ってまた行きたいと思っていたのが,やっと実現しました。
 滝の入り口にはガリバー青少年旅行村というキャンプ施設があるのですが,この日は三連休の中日で,かなりの人手でした。以前来たときはガラガラだったのに。しかも,旅行村には用はないのに,駐車料金として400円取られました。前はその辺に止めれたのになあ。
 コースも整備されたのか,A〜Eコースというのができていて,森の中を散策できるようになっていました。滝への道はDコース。最初のうちは平坦な道なのですが,途中から岩場になってきて,鎖やはしごが出てきます。
 Dコースの最初の分かれ道で,大失敗。以前も失敗していたようなのですが,下に降りるコースと上に上がるコースがあるのですが,下のほうへ行かないと魚止,障子の淵には行けません。ただし,沢登りのようなこのコース中一番の難所のようです。ここをワープしてしまっていたのです。かなりショック!!
 上のコースを行くと,途中谷底へ向かって鎖が垂れています。私はそこが魚止だと思っていましたが,どうも唐戸の淵の下にある滝だったようです。ここの淵自体は,「空戸の滝」(なぜか「空」の字)と看板が出ているけれど藪の中で覗くことはできません。
 屏風ヶ淵と貴船ヶ淵の間も結構な難所で,鎖やはしごを使って岩壁を登ったり,岩を渡ったりしていきます。貴船ヶ淵が一番滝としてはきれいで,水量があります。私たちはこの滝のところでお昼にしました。ガリバー旅行村から写真をとったりしながら来て,1時間ちょっと。
 ここから最後の七遍返し淵まではちょっと距離がありますが,足場はそんなに悪くなく,岩場というより森の中を歩く感じです。
 それにしても,行きの登りより,帰りの下りのほうがよっぽど怖かった。岩場は滑らないようにしようと腰が引けてるし,鎖を伝って降りる岩壁もどこに足をかけようかと結構ひやひやもんです。意外に足より腕の方が疲れたかも(^_^;)。
 魚止,障子の淵を見逃していると気づいたので,またいつか行かないと!

2002.9.15訪