和佐又山
ご案内
 伯母峰トンネルを出てすぐの和佐又口を右折し,狭い山道を15分ほど登っていくと,元小学校を移設した和佐又ヒュッテがある。
 夏はキャンプや林間学校として,冬はスキー場として(ただしリフトはなし)として賑わう。また,大峰山系の大普賢岳(1870m)の麓にあり,この登山口として多くの登山者に利用されている。
 ヒュッテから30分弱で登ることができる和佐又山頂(1344m)からは,大台山系をはじめ,大峰山系の国見岳,山上ヶ岳,行者環岳が見える。

交 通 ◆国道169号線から伯母峰トンネル出てすぐ右折15分ほど


◆和佐又ヒュッテ◆

和佐又ヒュッテ

ロッジ「あなぐま」

ロフトもある5人用


◆ヒュッテ〜和佐又山山頂◆

和佐又山・大普賢岳登山口

登山口の階段を上がった辺りから
向かいに見える大台ケ原ドライブウェイ

八重桜

見かえり台地の歌碑

和佐又山頂上1344m

登山道は分かりやすい


◆一口メモ◆

 和佐又山は最近山登りに目覚め,ヒュッテを経営するご夫婦ともすっかり仲良くなった両親の勧めで行くことになりました。
 ヒュッテは山小屋なので雑魚寝。でも,ここにはロッジが5つあり,こちらに泊まることにしました。泊まったロッジの名前は「あなぐま」。他は「むささび」「やまね」「ももんが」「つきのわ」と山の動物の名前がついていました。
 ヒュッテの前とロッジの横を通って坂を登った所にキャンプサイトがあり,たくさんの親子連れが来ていましたが,あいにくの雨。結構つらいキャンプだったのではないでしょうか。その点,ロッジは床暖房にガスストーブに電気ポット,お茶のセットが完備。トイレ・バスもあり快適でした。でも,山の中なのにちょっと近代的過ぎか(^_^;)。宿泊料金は親のおかげでずいぶんまけていただきました m(._.)mアリガト
 3日は大台ケ原に行った後5時頃からバーベキューをしました。夕方はかなり寒かったです。片付ける頃になって霧雨のような雨が降り始めました。次ぎの日も雨。山に来て雨だと何も出来ないので,みんなで山を降り小処温泉に出かけました。
 この日の夕食はヒュッテで食べたのですが,見た目プラスチックの容器に入ってお弁当みたいですが,山菜の天ぷらやおひたし,ヤマメの甘露煮など手作りでおいしかったです。きっと旅館などで一品ごと器に盛って出されたら高くつくんだろうな。
 最終日は朝,ちょっと雨がやんでいたのでぬかるむ山道を登り始めました。ヒュッテ前の登山口から登っていくと,歌碑がある見かえり台地に出ます。山道に入り登っていくとコルがあり,右に行くと大普賢岳,左に行くと和佐又山と道が分かれます。和佐又山へはここから300mで,ヒュッテからでも30分もかかりません。
 山頂はあまり視界が開けてないけれど大嶺山系が見えるようなのですが,この日は雲が出ていて全然見えず。ぬかるみの中,ヒュッテ右横に出る山道から山を下りました。かなりドロドロになりましたが,山を降りてからまた雨が降り出したのには助かりました。

2002.5.3〜5 訪