大覚寺
ご案内
 大覚寺は,正式名称を「旧嵯峨御所大覚寺門跡」といい,真言宗大覚寺派の大本山。平安時代に嵯峨天皇の離宮として建立され,天皇の皇女正子の令旨によりこれを仏寺に改め,孫にあたる恒寂法親王が初代住職就いたのが起こりである。鎌倉時代には,後嵯峨・亀山・後宇多法皇が相次いで入山し,ここで院政を行ったことから嵯峨御所と呼ばれるようになった。
 境内は広く約10万uあり,本堂・御霊殿・心経殿・宸殿・客殿など多くの堂殿が軒を並べている。
 境内の東側に広がる周囲約1kmの大沢池は,奈良公園の猿沢池,滋賀県大津市の石山寺とともに日本三大名月観賞地として知られている。旧暦の8月15日の仲秋の名月には,大沢池を中心に「観月の夕べ」が催される。これは9世紀初め嵯峨天皇が大沢池に船を浮かべて文化人と共に遊ばれたことが始まりだと言われており,龍頭船,鷁首船の屋形船が出る他,池の側に建てられている望雲亭のお茶室や,池の近くに設けられた立礼のお茶席で,お茶を楽しむことが出来る。

拝 観 ◆拝観時間◆ 午前9時〜午後4時30分
◆拝観料◆ 500円(観月の夕べ 船席1000円,立席 500円)
交 通 ◆JR京都駅または阪急嵐山駅から28系統大覚寺下車すぐ  
URL ◆大覚寺のHP◆  http://www.daikakuji.or.jp/



屋形船

龍頭と池畔に映る月

雲間から現れた月

満月法会

小型の屋形船

屋形船の内部

池畔に映る提灯の明かり

屋形船から見る多宝塔

多宝塔

石の灯り

宸殿でのフルート演奏

和紙の灯りのモニュメント


◆一口メモ◆

 長年行きたいと思っていた大覚寺の観月の夕べに友人MEと行ってきました。今年の中秋の名月は21日で,19日から21日まで観月の夕べが催されました。行ったのは満月の1日前。天気は曇りで雲の隙間から月が見え隠れするような感じでした。月をみる「観月」というよりは,雲に見え隠れする月を待ち,その出現を歓ぶ「歓月」といったところでしょうか。
 入り口で1000円の船席を買って,列に並んで船に乗り込みます。何艘か船が出ていましたが,乗ったのは大きいほうの船で中には華頂短期大学の茶道部の人たちが巫女さん姿で乗っていて,和菓子とお抹茶を出してくれました。船はゆったりと池を巡り,月はあまり出ていませんでしたが,池畔に映る提灯の明かりがとてもきれいに見えました。
 宸殿では琴とフルートの演奏も行われていて,なかなか満足の観月の夕べでした。でも,MEとご飯を食べた後,家に帰る途中空を見上げたら,真ん丸いお月さんがぽっかり浮いていたのには,遅いよ〜と思ってしまいました。

2002.9.20 訪