天川村 | ||
ご案内 | 天川村は面積の4分の1が吉野熊野国立公園に属し,近畿最高峰の八剣山(八経ヶ岳,1915m)をはじめ,大普賢岳(1780m),稲村ヶ岳(1726m),山上ヶ岳(1719m)などの高峰に囲まれた最源流の村であり,名水百選にも選ばれている洞川湧水群がある。 私達は実家の場所の関係上,針ICからのコースのほうで,天川村へ。こちらからでも,R370からR169へ曲がらずそのまま下市町に出て,上と同じR309に入ることができるが,下市周辺で混雑することがあり,また杉の湯からの林道の景色も楽しむために下のコースを行くことにした。この林道は大天井ヶ岳を登る道で,峠のてっぺんには休憩所,大天井滝がある。天川村に入って山を下ってくると弥山川の沢沿いのコースに出,母公堂,洞川湧水群の五代松鍾乳洞がある。温泉街が見えてくるとそこは洞川温泉。 R309との交差点,川合は村役場やJAなどがある村の中心地。R309を南下すると,みのずみキャンプ場やミタライ渓谷,川迫川渓谷などがある。 | |
交 通 |
◆西名阪自動車道(郡山IC)―R24 ―R169―R309―天川村 (針IC)―R369―R370―R169 〜道の駅杉の湯〜洞川温泉〜R309―天川村 |
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URL | ◆天川村のHP◆ http://www.vill.tenkawa.nara.jp/ |
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〜みのずみオートキャンプ場〜 |
みのずみオートキャンプ場はミタライ渓谷まで徒歩15分のところにある新しいキャンプ場。キャンプサイトとバンガローがある。 バンガローは木の香りのするロフト付で,6畳,8畳,10畳のものがある。私達の泊まったバンガローは4月27日に完成したばかりの新しいバンガローでとても美しく,貸し出ししてくれる布団もきれいで清潔。夜は冷え込むのでストーブを置いてくれているのがうれしい。周辺を散策するための貸出自転車もある。 バンガローにはテラスがあり,そこでバーベキューなどをすることができる。 |
〜ミタライ渓谷〜 |
みのずみキャンプ場の近くに,みたらい遊歩道の入り口があり,ミタライ渓谷へと続いている。 ミタライ渓谷の入り口には案内板があり,道からでもミタライの滝を見ることができる。橋を渡って滝のほうへと行く散策道は,光の滝を過ぎると山を登り始め,洞川温泉まで続いている。 |
〜川迫川渓谷〜 |
ミタライ渓谷を過ぎ,R309をさらに南下すると,川迫ダムがあり,その上流に川迫川渓谷(天の川渓谷)がある。1720mの稲村ヶ岳から流れ出る弥山川の上流であり,水が透き通るように美しい。 R309は,困難な修行を積んだ行者でさえその険しさに引き返すといわれる行者還峠へと続くが,昨年トンネルが崩落しR169へと抜けることができなくなってしまった。 |
◆一口メモ◆ |
みのずみキャンプ場に電話をかけたのは4月上旬。他のキャンプ場はコテージなどもちろん満室だったところ,たまたま電話をしたみのずみでキャンセルが出た直後であり,8畳のバンガローを予約することができました。 バンガローは出来たばかりできれいでとてもよかったです。お値段も,8畳のバンガローは基本料金10,000円に,一人の利用料が500円。お布団の使用料は700円。今回は4人で行ったので一人3,700で泊まれました。このきれいなバンガローにしては破格のお値段♪ 位置的にもミタライ渓谷に近く,夜は天の川温泉,洞川(どろがわ)温泉が近くにあり便利。ただしこの周辺の温泉は8時閉館(しかも,受付は7時半まで)と終わるのが早く,バーベキューをしていて,7時35分に天の川温泉に到着した私達は,なんと入れてもらえなかったのです!5分だけなのに。結局,キャンプ場で,10時まで開いている洞川温泉の一軒の旅館を紹介してもらいました。 ミタライ渓谷へは,キャンプ場から遊歩道を歩いて15分程度。散策道もしっかり整備されています。ミタライの滝は美しいですが,位置的に洞川温泉の水が流れ込むところなので,水自体はそんなにきれいではありません。(魚はちゃんと住んでいました。) その点,川迫川渓谷(「こうせがわ」と読みます)の水は本当に澄んでいてきれいでした。行者還の道(特にトンネルの向こうの上北山村側)は本当に険しく,対向するのもたいへんで,油断すると崖から落ちてしまいそうな道です。崩落も多く,昨年はとうとうトンネルが崩れて通り抜け出来なくなってしまいました。現在のところ,修復の予定はないそうです(^_^;) 天川村は高峰に囲まれたのどかで美しい村でした。最近のアウトドアブームでたくさんのキャンプ場のある天川村を訪れる人もけっこういるようです。 2001.5.5〜6訪 |