鶏鳴の滝(信楽) | |
ご案内 | 信楽の中心部から細い林道を入った大戸川上流にある高さ6m,幅5mの滝。 この滝の東方にそびえる笹ヶ岳の山頂には古い寺跡があり,元旦の朝になると,この寺跡の閼伽池から黄金の鶏が現れ新年の幸を告げるという伝説にちなんでこの滝を「鶏鳴の滝」と呼んでいる。 |
交 通 | ◆信楽高原鉄道信楽駅下車 車で20分 |
◆信楽◆ |
信楽といえば,信楽焼。天平14年(742年),聖武天皇がこの地に紫香楽宮を建立する際に,ここの土を持って瓦を焼かせたのが始まりとされている。 常滑,瀬戸,越前,丹波,備前とともに日本六古窯と称され,1300年の歴史がある。 しかし何といっても信楽で一番目に付くのは,あちこちに立ち並ぶ信楽焼のたぬきの群れ。「笠」「通帳」「丸八徳利」がトレードマークの愛嬌のあるたぬきで,縁起物である。 |
たぬきが勢ぞろい! *click* |
たぬきの仁王像 |
たぬき大明神 |
◆一口メモ◆ |
暑い時に,滝に行くのが涼やかで好きです。でも,結構滝って山を登ったりしないといけないところが多くて行くまでが暑かったりするのだけど,この鶏鳴の滝は車を止めてすぐの所にあります。 そんなに大きな滝ではないですが,滝を見るベンチに座り,滝の飛沫を浴び,森のフィトンチッドを吸収してリフレッシュ。 この滝の横には山の中へと続く道がありますが,途中で草ぼうぼうになっていてどこに辿り着くのかよく分かりません。鶏鳴の滝の由来となった寺跡へと行けるのだと思いますが...。 信楽の町はとにかくあちこちにたぬきがあってそれだけで楽しいです。大きなたぬきの電話ボックスや,寝そべったたぬきそのものが建物となっている食堂など,変わりだぬきもあり。 陶芸教室で土ひねりをしてみるのも楽しいと思います。 2002.8.25訪 |