龍安寺
ご案内
 龍安寺は,徳大寺家の別荘だったのを,宝徳2年(1450)官領細川勝元が譲り受けて寺地とし,妙心寺の義天玄承を開山として創建されたもので,臨済宗妙心寺派に属し,大雲山と号する禅苑の名刹。
 応仁の乱で焼失して,長享2年(1488)勝元の子政元が再興したが,寛政9年(1797)火災で方丈・仏殿・開山堂を焼失した。現在の方丈は塔頭の西源院の方丈を移築したものである。
 方丈の前庭は有名な枯山水庭園。三方を柿葺油土塀に囲まれた長方形の庭一面に白砂が敷き詰められ,15個の自然石が東から7・5・3で構成されているので「七・五・三の庭」ともいわれる。

拝 観 ◆拝観時間◆ 3月〜11月:午前8時〜午後5時,12月〜2月:午前8時30分〜午後4時30分
◆拝観料◆ 500円
交 通 ◆京都駅から市バス50系統「立命館大学前」下車 徒歩7分
◆三条京阪から市バス59系統「竜安寺前」下車すぐ
URL ◆龍安寺のHP◆  http://www.ryoanji.jp/



山門横

山門

紅葉のトンネルを歩く

鏡容池

鏡容池

鏡容池西側

庫裏前の石段

庫裏

石庭

西源院で湯豆腐を頂く

西源院の庭

西源院の庭


◆一口メモ◆

 かずのりパパさんの主催された紅葉オフ会で,龍安寺境内の西源院に集まり,名物七草湯豆腐を頂きました。西源院自体は非公開の塔頭なのですが,この湯豆腐のお店から見える庭の紅葉がとてもきれいでした。
 鏡容池周辺の紅葉が見頃でしたが,11月最終週の土日にもかかわらず人は少なめでした。
 龍安寺といえば,石庭があまりにも有名ですが,石庭自体は私は秋よりも春の方が似合うかなと思います。写真では枯れ木になっている枝垂桜がきれいです。
 けれどやはり植物のない簡素な石庭には雪景色が一番似合うのかもしれません。禅の心は分かりませんが,厳しくぐっと引き締まる思いになるのではないでしょうか。

2004.11.27 訪