おふさ観音 | |
ご案内 | おふさ観音は,正式名を高野山真言宗別格本山観音寺という。 通称名は,江戸時代に土地の娘「おふさ」さんが,この地で観音様を奉りはじめたのが,後にお寺に発展した事に由来する。 本尊は十一面観音様で,身体のボケ封じにご利益があると信仰を集めている。 仏の世界になぞらえて「花まんだら」と呼ばれている境内には,四季折々の花が咲き,なかでもイングリッシュローズを中心としたバラが約1000種,ハーブが400種が見事である。 本堂奥には,観音様が白い亀の背に乗って出現されたという伝説の中に出てくる「鯉ヶ淵」の名残の池を囲むように作庭されたという回遊式の「円空庭」がある。 春と秋にはバラまつり,7,8月には風鈴まつりが行われる。 |
拝 観 |
◆拝観時間◆ 午前8時〜午後5時
◆拝観料◆ 境内無料 ; 本堂内拝観料 300円 |
交 通 | ◆JR畝傍駅,近鉄八木西口駅より徒歩10分 ◆近鉄八木駅よりバス 小房下車徒歩5分 |
URL | ◆おふさ観音のHP◆ http://member.nifty.ne.jp/ofusa/ |
◆一口メモ◆ |
おふさ観音はバラの名所として有名で,前々から行きたいと思っていたのですが,ちょうど7月から風鈴まつりが行われていると新聞に載っており,見頃が過ぎていると思っていたバラもまだきれいに咲いていると知り行ってみることにしました。 車で行くと道が狭くて,駐車場があまり大きくありません。車を止めて降りてみると,たくさんの風鈴がリンリンと鳴り響いているのが聞こえてきました。 山門をくぐると本堂前にたくさんのバラと風鈴が並んでいて圧倒されました。 バラまつりは5月中旬から6月末までだったのだけど,まだまだきれいに咲いていました。なので,時期的にはバラと風鈴を一緒に楽しめる7月上旬に行くのがお勧めです。 風鈴はガラスの江戸風鈴や鉄製の南部風鈴など1000個を超える様々な種類,絵柄の風鈴がありました。本堂前の風鈴は竹竿にずらりと並べられていたのだけど,円空庭では庭の木々に風鈴が吊るしてあって,その方が風流な感じでいいなあと思いました。 2004.7.11 訪 |