高野・龍神

◆高野山◆
ご案内
 高野山は,弘仁7年弘法大師によって開かれた真言密教の修行道場であり,金剛峰寺は全国に広がる高野山真言宗の総本山である。標高800m,東西5.5km,南北2.3kmの山上盆地に,壇上伽藍と称する聖地があり,153もの寺院が集う。

拝 観 ◆拝観時間◆ 午前8時30分〜午後4時30分
◆拝観料◆ 金剛峰寺 500円他
        金剛峯寺・大師教会・霊宝館・金堂・大塔・徳川家霊台6ヶ所共通券 1500円
交 通 ◆南海電車 高野山駅下車  
URL ◆高野山のHP◆ http://www.koya.org/

金剛峰寺

山全体にお寺が散在している高野山は
とても1日では周りきれません


◆高野龍神スカイライン◆
ご案内  霊峰高野山から県下最高峰の護摩壇山を経て、龍神村に至る42.7kmの高野龍神国定公園の稜線を走る山岳有料道路。
料 金普通車 全線2,090円 高野料金所 1,150円 龍神料金所 940円。
URL ◆龍神村のHP◆  http://www.vill.ryujin.wakayama.jp/index2.html
 

スカイラインからの眺め

山頂へは駐車場から500m

護摩壇山山頂

ごまさんスカイタワー
 高野龍神スカイラインは有料道路ですが,道は普通の国道みたいなものです。でも,これが九度山から高野山への行き違いも大変な山道を越えて来た者には,片側にきちんと一車線ずつあるこの道路は高速道路のように思えるのです。
 実はこの道路,両側の料金所をくぐらなくても途中に何ヶ所か抜け道があるのです。でも,やっぱりそこは無料の山道。反対から来る車と出会うと大変な道なのでした。


◆龍神温泉◆
 龍神温泉はその昔役の行者小角が発見し,後に弘法大師が難陀龍王の夢のお告げによって開いたことから龍神温泉の名がついたと伝えられ,以来1300年の歴史を持つ。泉質は無色透明なナトリウム炭酸水素塩泉(重槽泉)で,皮膚をきれいにし美人をつくる湯として名高く,群馬の川中温泉,島根の湯の川温泉と並んで日本三美人の湯といわれている。


◆一口メモ◆

 和歌山の秘湯龍神温泉。奈良の実家からでもさすがに日帰りは厳しいので1泊して行くことにしました。ただ11月の紅葉の時期,予約するのが遅かったので宿の少ない龍神温泉では宿が取れず,隣村の美山温泉の宿に泊まりました。
 龍神温泉の元湯は98年12月にリニューアルされ,辺鄙な地の公衆浴場にもかかわらず,きれいで大きな温泉でした。露天風呂からは向かいの山の紅葉が見えとてもきれいでした。三美人の湯として有名とのことで,もう少し特徴のあるお湯かと思いましたが,さっぱりとしていてそんなに温泉ーっという感じの匂いとか感触はありませんでした。
 実は元湯の男湯は道路から丸見えです。右端が道路からの写真(写っているのは男湯の露天ですが,拡大しても誰も写ってませんよ。念のため(^_^;))。ちょっと下り坂になっている所に元湯の建物はあり,一階にある男湯は駐車場の辺より下になってしまうのです。しかも,その道路から川の方へ降りていく階段があり,男湯をのぞきこむようにますます丸見えです。リニューアル前の元湯はこの階段下の左手にあったのです。まだ建物は残っていますが,使われてはいません。女湯は建物の3階にあるので全く見えません。
 一番左は龍神山荘の露天です。温泉街から少し外れていることもあり,こちらのほうが人が少なめでいい感じです。宿も一泊の値段が安く,結構きれいでした。本当はここに泊まりたかったんだけど残念。

2001.11.24〜25訪