貴船
ご案内
 貴船神社の創建は明らかではないが,平安遷都以前といわれており,平安京の上流で水源地であったことから,都の水を司る神として崇められた。当時の社の位置は,現在の奥ノ宮の位置にあったのを天喜3(1055)年に現在の本殿の位置に移した。現在の社殿は幕末に築かれたものである。
 和泉式部がここで祈願し,冷めた夫の愛を取り戻したというエピソードから縁結びの社としても知られ,霊泉につけると文字が浮かび上がる水占みくじは人気をあつめている。
 奥宮までの1キロ弱の細い道沿いに貴船の料理店・料理旅館がたち並び,大勢の人でにぎわっている。特に5月から9月にかけては,貴船川の川床での食事が人気である。
 また,貴船川沿いにはもみじの木が植わっており,紅葉の時期にも多くの人が訪れる名所でもある。

交 通 ◆出町柳駅から叡山電車「鞍馬」行き「貴船口」下車
 →貴船口駅から京都バス33で「貴船」下車 or 徒歩約30分(約2キロ)
URL ◆貴船のHP◆  http://kyoto.kibune.or.jp/index.html



相生の杉

奥宮

貴船川の源流


◆一口メモ◆

 7月28日,EIKIの?歳の誕生日に貴船の川床へ行きました。昼過ぎに出かけて,予約の4時半までは貴船神社周辺を散策しました。この辺りは道が狭く,車では行き交うのが大変です。
 鴨川の川床は数回行きましたが,貴船の川床は初めてです。貴船川は小さな段差をつけて滝がたくさんつくられていて,そのすぐ上にある川床には,川のひんやりした空気と水の音がとどいて,とてもいい感じです。鴨川の川床は川からずいぶん高いですが,ここのはすぐなので,足をつけることも出来ます。水はとても冷たく,気温も夜になると薄ら寒いくらいです。
 川床料理ははっきり言って,川床の時期は高いし,さらに休日には高くなり,お店によっては席料も取られるので,料理のレベルの割にはずいぶん高い気がしますが,雰囲気料と言ったところでしょうか。
 今回訪れたのは「仲よし」。浴衣を着たいといったら,部屋を貸してくれて着替えることが出来ました。夕方天気が少し雨が降りそうな空になったので,雨が降るといけないからと料理がどんどん出されたのが残念でした。

2001.7.28 訪