上賀茂神社 | |
ご案内 | 上賀茂神社は京都で最も古い神社の一つで,この地を支配していた豪族賀茂氏が神山に降臨した「賀茂別雷神」を氏神として祀ったのが起こりで,天武7(678)年,天武天皇によって現在の社殿の基が造営したといわれている。 正式には賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ) と言い,雨をもたらし,農作物を実らす神であるとともに,あらゆる災いを祓い除ける神として崇敬を受けた。 賀茂別雷神と同じく比叡山西麓に降臨したとされる母神玉依比売命と祖父である賀茂建角身命は下鴨神社に祀られ,両社を合わせて賀茂神社と呼び,平安遷都後は玉城鎮護の神として伊勢の神宮に次ぐ我が国第二の格を与えられ,明治以降終戦まで官幣大社として全国神社の筆頭に位した。 毎年5月15日に行われる京都三大祭の一つである葵祭は,上賀茂,下鴨両神社が合同で行う例祭であり,欽明天皇5年(545年)に始められたとされている。 |
拝 観 | 境内自由 |
交 通 |
◆市バス 4,46,67系統「上賀茂神社前」すぐ 9,快速9,37,北3系統「上賀茂御薗橋」より徒歩5分 |
URL | ◆上賀茂神社のHP◆ http://www.kyoto.zaq.ne.jp/kamigamojinja/ |
神官が住んだとされる神社南東の社家町 |
境内を流れるならの小川 |
祝橋の下を流れる御手洗川 |
広々とした芝生 |
真っ白な神馬 |
二の鳥居 |
立砂と細殿 |
楼門 |
本殿 |
◆一口メモ◆ |
上賀茂神社には,広い芝生と境内を流れる小川があります。 境内の小川は,御物忌川→御手洗川→ならの小川と名前を変え,境内を出ると明神川となって,昔神官が住んだとされる京都市上賀茂伝統的建造物群保存地区として国から指定されている「社家町」を流れていきます。 4月の第2日曜には,この小川が流れる渉渓園で賀茂曲水宴が行われ,雅楽が流れる中,女房装束姿の歌人が和歌を読む雅な催しもあります。(一度見に行ってみたい!) とても神聖な場所なのに,芝生ではシートを広げてお弁当を食べる人がいたり,小川では子供が遊んでいたりして庶民的な所でもあるのが上賀茂神社の魅力です。 2003.5.18 訪 |