石山寺
ご案内
 石山寺は,天平勝宝元年聖武天皇の勅願により,東大寺の僧良弁によって開基された。敷地約10万uに及ぶ広大な境内には天然記念物の珪灰石が露出しており,石山の名の由来となっている。
 国宝に指定されている本堂は平安時代建てられた懸下木造建築最古のもので,外陣は淀君の修補による。また,源頼朝の寄進といわれる多宝塔も国宝である。
 本堂内には紫式部が源氏物語の構想を練ったと伝えられている「源氏の間」がある。名月の夜、琵琶湖に映える美しい月を眺めていた紫式部は,物語を書き始め,それが須磨・明石の巻に生かされることになったという。この故事にちなんで,毎年中秋の名月には,名月紫式部祭が催される。

拝 観 ◆拝観時間◆ 午前8時〜午後16時45分
◆拝観料◆ 大人400円
交 通 ◆京阪石山坂本線 石山寺駅下車 徒歩10分  
URL ◆石山寺のHP◆ http://www.biwa.ne.jp/~shikibu/



蓮如堂

月見亭

多宝塔と珪灰石


豊浄殿前の枝垂桜

ミツバツツジと桜

 


枝垂桜

東風の苑の梅

ミツバツツジ


椿

水仙

山吹

シャガ


◆一口メモ◆

   横浜から来た友人takakoと今年最後の桜を愛でに石山寺に行きました。滋賀の桜は京都市内より少し遅いようで満開は少し過ぎていましたが,まだきれいに咲いている枝のあるソメイヨシノや枝垂桜を楽しむことができました。
 そして,石山寺は桜以外にも椿,梅,水仙,山吹,シャガ,ミツバツツジ,サツキ,牡丹,紫陽花など様々なお花を楽しむことが出来るようです。今年は異常気象のせいか椿・梅・水仙・桜・ミツバツツジ(山吹・シャガも)が同時に咲いていて,なんとも不思議な光景でした。

2002.4.6訪