恵心院
ご案内
恵心院は,弘仁13年(822),弘法大師が開基した真言宗智山派に属する宇治古刹で,当時は「龍泉寺」と称されていた。
その後種々の戦火に遭い,寛弘2年(1005),比叡山横川の恵心僧都(源信)によって再興され,寺号を「朝日山恵心院」と改名された。
江戸時代に入って,淀藩主永井氏の庇護を受けて伽藍の整備がなされ,豊臣秀吉,徳川家康らの庇護を受け繁栄したが,今では永禄2年(1559)造営の本堂及び楼門を残すのみとなっている。
拝 観
境内自由
交 通
◆京阪宇治線「宇治駅」から徒歩10分
◆JR奈良線「宇治駅」から徒歩15分
◆一口メモ◆
宇治川に架かる朝霧橋の近くにある朝日焼窯芸資料館横の坂道には,冬の時期かわいい小ぶりの水仙が咲き並んでいます。
その先にある恵心院の境内にもたくさんの水仙が花を咲かせ,この花が供えられていたりします。
小さな境内には水仙以外にも所狭しと様々な種類の草木が植えられ,少し雑多などこかの家の庭のような感じもしますが,四季折々の花が楽しめるので,宇治に来た時にはちょっと立ち寄りたいお寺です。
2005.2.5訪