醍醐寺
ご案内
 醍醐寺は,貞観16年(874),聖宝・理源大師が山上に草庵を結んで准胝・如意輪の両観音像を彫刻し,堂宇に安置したのがはじまりとされる。この准胝観音堂は上醍醐にあり,西国33霊場第11番札所となっている。  開創後,醍醐・朱雀・村上三帝の深い帰依により,山下に釈迦堂,山上に薬師堂・五大堂が建立され,天暦5年(951)には五重塔が完成し,醍醐山一帯に広がる大伽藍が整った。
 永久年間には三宝院が建立され,ついで報恩院・理性院などの四院が建ち,「醍醐の五門跡」と称されるようになった。
 文明2年(1470),応仁の戦火でほとんどの伽藍を焼失したが,慶長3年(1598)春,太閤秀吉が秀頼,北政所,淀殿など約千三百名を従えて「醍醐の花見」を行い,それを機に再興された。

拝 観 ◆拝観時間◆ 3月から12月第一日曜日までの期間 午前9時〜午後5時
         12月第一日曜日の翌日から2月までの期間 午前9時〜午後4時
◆拝観料◆ 三宝院拝観料・伽藍入山料・霊宝館入館料 各600円,三宝院共通券 1000円
交 通 ◆地下鉄東西線「醍醐駅」から徒歩10分
◆JR・京阪「山科駅」から京阪バス三宝院経由六地蔵行き22系統,または醍醐三宝院行き24系統に乗車,「醍醐三宝院前」下車
◆JR「六地蔵駅」・京阪「六地蔵駅」から京阪バス町並バス停(JR),六地蔵バス停(京阪)より山科行き22系統,または京阪三条行き12系統に乗車,「醍醐三宝院前」下車
URL ◆醍醐寺のHP◆ http://www.daigoji.or.jp/





◆一口メモ◆

 醍醐寺は自宅から近いので,桜の咲く時期には毎年必ず訪れます。
 何回行ってもあの桜は見事。さすが秀吉の「醍醐の花見」としても有名で,多くの人が訪れています。
 いつもは参道を散歩して終わりなのですが,今年は三宝院に入ってみました。入り口に入ってすぐの枝垂桜はとても大きく立派なものです。
 三宝院の庭園,建物内は写真撮影が禁止で,そこら中に張り紙がしてあって,お坊さんもたくさん立っていらっしゃるので,写真はありません(;^_^A
 霊宝館の方にも大きな枝垂桜があるのですが,こちらにはまだ入ったことがありません。近くに住んでいると逆になかなか行かないものです(^^;)

2004.4.3記