地球温暖化防止対策を推進する上で、地域レベルでの取り組みの重要性はますま
す高まっています。そこで京都で活躍中の
“NPO法人気候ネットワーク”と共に、さまざまな主体(市民・行政・事業者
等)が集まり、知恵を出し合って川口における地球温暖化対策について議論する
「地域戦略パートナーシップ会議in川口」を開催しました。
【第1部】「地球温暖化防止対策”先進事例報告”」(NPO法人気候ネットワークより)
(1)自然エネルギーの普及事例
”市民共同発電所「きょうとグリーンファンド」(京都)”
(2)地域ぐるみの省エネ活動普及事例
”エコSUN山プロジェクト(滋賀県野洲市)”
(3)パートナーシップによる推進基盤づくり
”京のアジェンダ21フォーラム”
【第2部】「ワークショップ」
グループに分かれて、川口における地球温暖化防止対策“協働による取り組み”を企画しよう
(1)グループ1 “自然エネルギーの普及”
(2)グループ2 “エコライフの継続”
(3)グループ3 “持続可能な交通システムの構築”
・日時: 1月23日(火)13:30〜17:30
・会場: かわぐち市民パートナーステーション 会議室1・2号
・参加者: 計43名
・主催: NPO法人 川口市民環境会議、NPO法人 気候ネットワーク
・後援: 川口市、埼玉県地球温暖化防止活動推進センター
始めに、大きく3つのグループ(自然エネルギー、エコライフの継続、持続可能な交通)に分かれ、各自”取り組んでみたい事”についてアイディアを出し合いました。
次に、沢山出されたアイディアの中から今回は特に、”協働(パートナーシップ)で出来るもの”を1つ選び、企画案づくりです。各グループには、市民・事業者・行政の方それぞれ入っていただき、お互いに知恵を出しあいました。「太陽とあそぼう。川口ソーラースクール」「食の大運動会」「車のない日をつくり隊〜カーフリーデーの実現〜」「駅までどうする」等々、6つの企画案が出来上がりました。
川口市内で、市民・事業者・行政が集まって地球温暖化防止に対する企画を考えてみる場は、おそらく初めての事だったのではないかと思います。2時間という時間の制約はありましたが、それでも沢山のアイディアが出てきました。「一緒に取り組む事ってワクワクすること」と皆さん感じてくださったようで、それが一番の収穫だと思いました。そして、共に取り組む事の大きな可能性を感じていただけたら・・・!この日の芽を、今後は大事に育て、少しずつでも実践に結び付けていきたいと思います。皆様どうもありがとうございました。
【参加者の声】
「多くの団体により良い物が出来ると思いました(事業者)」「行政としてもNPOや様々な分野のお話を聴く事ができ、大変参考になりました(行政)」「とても収穫の多い1日になりました(行政)」「ワークショップでさまざまな考え方を聞く事ができ、実践的で良かった(市民)」。