小学1年生から3年生用 第3版(2006年から使用)

 「エコライフチェックシート」の“1日に減らせる二酸化炭素の量”は、次の計算式で算出しています。(小数点以下、四捨五入)
  1. 赤色数字は、二酸化炭素量(二酸化炭素換算で表現)です。
  2. 二酸化炭素排出係数は、財団法人日本環境協会と全国地球温暖化防止活動推進センター発行の資料“身近な地球温暖化対策〜家庭でできる10の取組み〜”で採用されているデータを使用しています。
■項目1 れいぞうこのとびらは、すぐにしめた。

“開放時間を20秒間の場合と、5秒間の場合との比較。年間で電気17.46kWhの省エネになる”(資料5)。
また、電気1kWhを使用する際に排出される二酸化炭素量は、0.36kg資料1)である事から、
17.46kWh/年 ÷ 365日/年 × 0.36kg/kWh = 17g

■項目2 へやを出るとき、あかりを消した。

60Wの照明を1時間消す場合で考える。
電気1kWhを使用する際に排出される二酸化炭素量は、0.36kg資料1)であるから、
60W × 0.36kg/kWh = 22g

■項目3 買いものをするとき、よぶんなふくろをもらわなかった。(製造+廃棄)

1枚あたりの重さが6gのレジ袋を、1日に2枚もらわなかった場合で考える。
“日本で生産・消費されるレジ袋の重さは、年間約15万トン。これらのレジ袋を、生産&焼却する際に排出される二酸化炭素量は約60.5万トン。”(資料2)である事から、これをレジ袋1gあたりで計算すると、
60.5万トン ÷ レジ袋15万トン = 4g/レジ袋1g
従って 4g/レジ袋1g × 6g/枚 × 2枚 = 48g

■項目4 近くに行くときは、車にのらないで、歩きか、自てん車で行った。

往復2kmの移動を、徒歩や自転車にした場合で考える。
1人1kmの移動で自動車から排出される二酸化炭素量は165g/人・km(資料3)。この事から、
2km × 165g/人・km = 330g

■項目5 水をながしっぱなしにしなかった。

歯磨き時に3分間(1分間で6リットルの水が流れるような蛇口の開き方で)、シャワー時に1分間(1分間で10リットルの水が流れるような蛇口の開き方で)、それぞれ余分な水の流しっぱなしをした場合で考える。
1mの水を作る際に排出される二酸化炭素量は、0.58kg資料1
(0.006m/分×3分間+0.010m/分×1分間) × 0.58kg/m = 16g

■項目6 ごはんやおかずを、のこさず食べた。(廃棄)

日本人1人1日あたりの平均食べ残し量は、平成15年度データで19.4g(資料4)。
1kgのごみを焼却する時に発生する二酸化炭素量は、0.84kg資料1)であるから、
0.0194kg × 0.84kg/ごみ1kg = 16g

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