この「いぬなび」のメインキャラクターである
大吉くんは
2001年5月19日に
天国に旅立ちました。
結局ガンでした。
でも、それがわかったのはわずか半月前のことで、
お散歩の途中いきなり上手に歩けなくなったかと思ったら、
それからの半月はあっというまでした。
いまになると、以前のガン騒動は一体どういうことで、
今日、こうして大吉が天国に行ってしまったことと
どういう関係になるのかな、と不思議です。
ただ、1つ言えることは、大吉はおそらく、ものすごくものすごく幸せだったとおもいます。
旅立ってしまった後も、本当に眠っているようで、
朝の光が、明けたドアから大吉に降り注ぐと、
毛づやもよく、穏やかな顔をして、
まるで、ものすごく幸せな風景にすら見えました。
間違いなく、大吉が幸せな人生だったあかしのように、私には思えました。
このホームページを通じて、私は沢山の病気の飼い主さんに
「とにかく、犬と穏やかで幸せな一瞬一瞬を、大切に過ごしてください」
と何度も何度もお話してきました。
今日、それは「自分に言い聞かせてきたこと」だったことがわかりました。
すごく、素敵な時間と、素敵なさよならでした。
残念ながら、いまのところ次の犬は考えていません。
我が家には生後2ヶ月の赤ん坊がいて、
子犬を飼う余裕がないのです。
でも、私はこの子に命の素敵さ、大切さを教えるためにも
いつか、また犬を飼いたいとおもっています。
そのうちにゆっくりと色々なことがお話できると思います。
これを期にこのいぬなび閉鎖も考えましたが、
この「さよなら」でさえ、きっと誰かの参考になるはずと
残すことにしました。
とはいえ、わたし「ちろ」はまだ赤ん坊に手がかかりすぎて
更新もままならないことをおゆるしください。
大吉と一緒にすごした10年は、それはそれは素敵で楽しくて価値のある時間でした。
いま、この悲しみのど真ん中にいてすら
「犬といっしょに暮らすのは、すばらしいこと」
と、言えます。
それが大吉が私に残してくれた最大のプレゼントであり
私から大吉への最大の「ありがとう」です。