セールスドライバーの配達日記 セールスドライバーの配達日記 宅配便でーす
シャチハタは玄関に
 
 
2001年7月2日   誤 配  
 
SDやってたら誰でも一度や二度は経験するのが、誤配!
誤配とは配達先に、誤って別の配達先の荷物を届けてしまうことです。

誤配の原因は色々あるのですが・・・
単なる思い込みとか、慌てていたとか・・・
いずれにしても、同じような荷姿の荷物が多い時なんかは特に要注意なんです。

先日、某大手食品会社からその会社の株主宛てに、優待品が十数個届きました。
一件一件バラバラのお宅。
荷姿は何の変哲もない小さなダンボール箱。
箱見ただけでは全く同じ形してるので、
伝票と荷物を照らし合わせてよく確認しないといけないのですが・・・

あるお宅へ配達に伺ったときのこと・・・

キ〜〜〜、ガラガラガラ〜〜! バン!!
配達先のお宅の前に駐車し、トラックから軽快に飛び下りました。
「え〜〜〜、○○さんは・・・ あの株主優待商品やな・・・」

ふと配達先の玄関を覗くと、扉が開いてる。
「よっしゃ〜〜!在宅や〜〜!」
安心して悠々と荷物を探しはじめました。

え〜〜、あの荷物はこの辺に集めてるから・・・
う〜〜ん、どれや、これか?
ちゃう、これか?
ちゃう・・・
おかしいなぁ・・・
さっきこの辺で見たのに・・・

え?(汗)
△△町、□□さん?
あれ?
もう一度確認!
△△町、□□さん?

さっき、30分程前、配達終わったはずの家の荷物やん・・・これ・・・(笑)


ハハハ・・・

ガ〜〜〜ン!(大汗)

ウォ〜〜〜〜!やってしまった〜〜〜〜!(死)


先程配達したはずの□□さん宅の荷物がここに残ってて、
しかも今来た○○さんとこの荷物がない・・・
もうわかりますよね?

さっきの家に、この、今来てる○○さんとこの荷物配達してしまったんですわ〜〜!

おお、ヤバイヤバイ!心臓飛び出しそうになるし、全身汗ダラダラ・・・

あのオバちゃん、気づかんと封開けてないやろか?
開けて既に食べてたりして・・・?中身。
それか、違うお宅の荷物って気づいて、
ウチの会社に電話するならまだしも、荷主さんに直接電話してないやろか?
しかも超激しい口調でヘヴィクレームを・・・

荷主さんも怒るやろなぁ・・・ 株主相手の荷物やしよぉ・・・

エエ〜〜イ!ゴチャゴチャ考えてる暇ない!
最悪の事態を回避するためにはマズ、先程の□□様宅に電話や!一刻も速く!

速攻携帯取り出して・・・
ん?(汗) アホォ〜〜!
最悪・・・ お届け先の電話番号書いとらん・・・ この荷主さん・・・

こうなったら直接さっきの家に戻るしかない!
後の配達遅れるとか、地図組みなおさなアカンとか、そんな事考えてる場合ちゃう!

爆裂猛スピードでトラック走らせました。
ただでさえ暑いのに・・・ドロっとした汗が身体から浮き出てる・・・
ハンドル握りながらも頭の中は今後の展開を予想し、ドキドキハラハラ・・・

もうかれこれ、あの荷物配達してから30分は経っとる。
それでも営業所からはなんの連絡もない・・・
□□さん、営業所に電話してないことは間違いない・・・
ちゅうことはお客さんはまだ気付いてないのか?
受け取っただけで、玄関に放置してるとか・・・ それやったらいいねんけど・・・
いや、お客様サービスセンターに電話してるかも・・・
ひょっとして、荷主の会社に電話してたりして・・・ これが一番最悪。
もしあのオバちゃん、封開けてたら・・・
いっそのこと、事情説明して、○○さん宅に□□さんへの荷物配達したろか?
中身同じみたいやし・・・


そうこうしてるうちに、先程のお客様宅へ到着。
キ〜〜〜〜〜!ガラガラガラ〜〜〜!バン!

事は、一刻を争う緊急事態や。うるさいなんか気にしてられん。
で、おもむろにインターホンを連打!
ピンポ〜ン、ピンポ〜ン!
「□□さ〜〜ん!先程配達に伺いました、●●運輸です〜〜〜!」


「・・・・・・」

「□□さ〜〜〜ん!□□さ〜〜〜ん!?」
えっ?留守?

「□□さ〜〜〜ん!!」
ヤバすぎ・・・


その後、誰もが耳を疑う予想だにしない事態が、
tomoSDを襲うのであった〜〜〜〜!!

続く・・・
 
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