先日、強烈に奇妙なお客さんに出くわしました。
それは前々日からの持ち戻りの荷物で某大手通販会社からのもの。
○○町1-8-6-203号室、西沢トキコさん(女性・仮名)
この住所は我々SDの中でも指折りの悪名高き[ハイツ清原](仮称)。
「全ての部屋が日中留守ちゃうか?」っちゅうくらい不在率の高いゴーストマンションです。
「○○さんか・・・誰やこれ?多分独身OLやろう。今まで配達したことない・・・」
なんか、当然留守で不在票入れるが、当然連絡もなく、当然前日・前々日のドライバーが持ち戻ったみたい。
こんなお客さんは普通に配達しても無駄。
おそらく朝7時に出勤して、晩9時以降に帰宅するような人だろう。
さらに土日が休みとは決ってない職業か!?
常識的な我々の労働時間内に配達行っても留守なのは見え見え。
1週間はさばけんの見えてる。
ドライバーが入れ替わり立ち代り20回近く訪問し、持ち戻った挙句の果て、
最終的に晩9時以降配達の指定になる最悪パターンか?
ちゅうことで、こんな場合、私は非常識な行動に出ます。正当手段は通用しません。
まず、朝7時前に電話!寝込みを襲う!
ピポパポピポパポピ!
とりあえず電話でだけでも捕まえて在宅日と時間を確認するのです。
それさえ確認できれば無駄な時間と労働力と燃料代と電話代と不在票を消耗しないですむ!
トゥルルルルル〜トゥルルルルル〜〜〜〜・・・・・・・・・・・・
しかし、もうすでに留守みたい・・・負けた・・・
11時35分。僅かな望みを託し一応配達に伺う。
玄関回り、郵便受に前日からの不在票は見当たらない。
ちゅうことは旅行ではないな・・・? 荷物来てる事を知っとる。
ビー!!ビー!!っと激しくベル鳴らすが、やはり留守。溜息とともに不在票投函。
もう前日、前々日からかれこれ5回目の訪問。
車に戻り叫ぶ。
「連絡くらいしてくれっちゅうねん!」
そして、昼、夕方、晩と何度か電話するが、誰も出ず。
晩9時、最後にもう一度電話攻撃!
どうせ留守やろうと諦め半分やったのですが・・・ガチャッ!
「はい・・・」
女性の声。
つ、ついに捕まえたぞ〜〜!
捕まえたからには逃がさん!絶対配達してやる〜!
私、まくし立てる様に言いました。
「○○ッ○からお荷物が届いてるのですが!明日伺いたいのですが!」
で・・・このお客さん、何て言ったと思いますぅ?
「明日11時から12時の間に来て下さい」やって・・・
「後はいつ家にいてるかわかりません」やって・・・
11時〜12時。それは無理な事はないけど・・・ 散々留守した挙句キツイ注文するなぁ・・・
しかも11時から12時の間だけ在宅って、一体どんな仕事してるんやろ?
でも、そんなことはどうでもいい!やっとこさ、この荷物さばけるのはうれしい!
詰ってた便所が一気に流れる気分♪
翌日も私の担当だったので、キッチリと約束を守り11時過ぎに行きました!
タッタッタッと階段を駆け上がり203号室へ!
そして部屋の前へ立つと・・・?
ん・・・?
あれ?おかしい。
昨日の不在票(昨日11時35分投函分)がドアの隙間に刺さったまま・・・
ひょっとして番号そのままで転居してたん?(汗)
最悪。実は結構在宅の家やったりして・・・
ポケットから携帯を取り出し住所確認のため電話番号押しながらも、インターホンも念の為押す。
そ、そして・・・な、なんと・・・で、出てきた〜!!
ここでクイズ!
1・電話口から出たのでしょうか?
2・玄関から出てきたのでしょうか?
こんなことクイズにするくらいやから、もうおわかりでしょう?
恐るべし!このお客さん!
なんと玄関から出てきたのです!ごく普通に。普通の服装で。
普通に印鑑持って。
答えは2!
この人、少なくとも昨日の11時35分から1歩も外に出てないみたい・・・
24時間在宅やったんか〜!?
さらにその間、5,6回は電話したのに・・・誰も出なかった・・・
まさか2階のベランダから出入を?
そんなアホなぁ!
ドアの隙間に挟んだ不在票落さんと、ドアから出入したのか?
そんなこと出来るかぁ!
た・ぶ・ん・・・風邪でも引いて寝込んでいたのでしょう・・・
絶対そうや。そう思うしかない。絶対に。
しか〜し!今度、この家に荷物が来た時は・・・(以下略) |