只今私、8連休を頂いておりまして、日記のネタが全くありません。
先日も健康診断のため営業所に顔を出したのですが、仲間から
「帰れ帰れ!連休中のヤツの顔なんか見たくもないわ〜!」
「仕事の邪魔や〜!」
と、追い払われる始末。旅行の土産だけキッチリと受け取りやがって・・・
(自分の連休はあっという間に終わるのですが、他人の連休は長く、うらやましく感じるものなのです)
一介のセールスドライバーの私生活日記ほどくだらないものはないやろうし・・・
ということで、今回は過去の情けな〜い失敗談、と言うか反省談というか、私の心境でも書きます。
私たちの営業所はほとんどのエリアが16時以降は集荷に集中しなければなりません。
住宅地のわりには集荷先も多く、配達かましてる暇はほとんどないんです。
18時過ぎまでパンパンに集荷して、営業所に帰社。
地方への発送の為に荷物下ろしてたら、夜の配達に出るのは19時前。
18時〜20時の夜間指定と言っても実質配達できるのは19時〜20時。
さらにご不在で持ち戻った荷物の再配連絡なんかもあったりして・・・
実は夜の配達って、午前中以上にグルグル巻きの状態なんです。
グルグル巻=大変忙しいこと。止まったら死ぬ状態。
1月下旬のある日。
その日も夜配に出発したのは19時前。持ち出し個数は30個位あったと思う。
そのうち半分は18時〜20時の指定。
指定のある分だけを先に回ればどうって事ないのですが、そんなことしたらもう一度同じとこ、
(今度は不在分も)回らないとアカン。これでは帰るのが滅茶苦茶遅くなる。
気持ちはもう完全に”逝ってる”状態でした。
時間指定を遅れずに尚且つ1回の配達で全部の荷物を回りきるためには・・・
「車降りてる時は走る」=止まらない。
それしかないんです。
しか〜し!いきなり夜配1件目のお宅で事件発生!!?
それは朝お伺いして不在やった荷物。米&野菜。
再配連絡は入っていなかったのでまだ不在の可能性は高い。
電話番号書いてたら携帯で在宅確認できるのですが、それも未記入。
本来なら翌日に回してしまう所なのですが、
同じマンションの同じ階にもう1件夜間指定がある。
重たい荷物だったのですが一かバチか勝負かけて夜間指定の荷物と一緒に担いで行きました。
ここ、オートロック式のマンションなので1階の玄関にあるインターホンを鳴らす。
もちろん、不在やった重い荷物の方の部屋。303号室。
「ピンポ〜〜ン」
5秒だけ待って出てこんかったら即、305号押すぞ〜〜!
が、しかし!ノンタイムで
「ハ〜イ」
おばちゃんの声。
ヨッシャ〜!帰ってるやないか〜〜ぃ!肉体酷使してでも持って行って正解!
おるんやったら電話くれよ〜〜!と思いながらも
おってくれた喜びの方がでかい!
「金子さ〜〜ん!宅配便で〜す!」
幸先良いので口調も軽やか。
このマンション、1件として表札上がってないので一応名前も呼んでっと・・・
ギ〜〜〜ッ!!(ロックが解除される音)
おもむろに扉開いて、荷物担いでエレベーターに飛び乗りました。
でかい方の303金子さんの荷物をぱっぱと配達し、2件となり305号室の夜間指定の荷物もぱっぱと配達し、
1階まで降りてマンションから駆け出してきた時・・・
気持ちは既に次の配達先に向ってるのに・・・
「宅配屋さ〜〜ん!!」
遠くで誰かが呼んでる。何やろ???
回りをキョロ、キョロ・・・
誰もおらん・・・
で、何となく上を見上げる・・・と・・・?
さっきの303金子さんがマンションの廊下から呼んではるではあ〜〜りませんか!
「これ、ウチの荷物と違いますよ〜〜!!」
聞き取りにくいですが、どうやらそう叫んでます。
ガクゥッ!!エェ〜ッ??俺、誤配したんか〜〜?でも確かに303に配達したはずです。
伝票は?
やっぱり303。配達した部屋自体は303で間違いない。絶対。自信ある。
頂いたハンコは?
三文判で漢字が読み辛い。でも良く見ると確かに「金子」ではないな・・・
ということは、出し人さん、部屋番号書き間違えか?
荷物渡す時、キッチリとは確認してなかった・・・
そんなことしてる時間も惜しかったから・・・(初歩的なミスです)
受け人さんも良く見ずに受け取ったんやろ・・・
「こんなクソ忙しい時に俺何やってるんや?」
しかし、そんなことゴチャゴチャ考えてる暇ない!誤配したことには間違いなさそう。
そうと決まったらすぐ引き取りや!
「わかりました〜〜!とりあえず上に上がりますわ〜〜!」
下から叫んで、マンションの玄関へダッシュ!
あっ!そうやった・・・ ここロック式やった・・・
もう一度玄関開けてもらわな・・・
ここからが地獄のはじまりでした。
え〜〜、303やったなっと・・・
「ピンポ〜〜ン」
「・・・・・・・・」
アレェ???
「ピンポ〜〜ン」「ピンポ〜〜ン」
「・・・・・・・・」「・・・・・・・・」
応答なし。最悪や。
ひょっとして?オバチャン廊下で俺が上がってくるの待ってる???
「ピンポ〜〜ン」「ピンポ〜〜ン」
「・・・・・・・・」「・・・・・・・・」
間違いない。絶対そうや。
もう一回、表の道に戻って下から呼ぼうか・・・
でも何て叫んだらいいの>俺?
金子さんと違うし・・・
「オバチャ〜〜ン!1階の玄関開けて下さ〜〜い!」
とはチョット言えん・・・
そもそもこの道、スーパーの真ん前。人通り多いし大声で叫ぶの恥ずかしい。
うぉ〜〜!こんな事やってられん。時間がないやないか〜〜ぃ!
オバチャン、早よぅ気付いてくれ!
ここオートロック式やで〜〜!アンタが玄関開けな俺中に入られへんがな〜!
オバチャン気付くまでちょっと待つしかない・・・
誰か他の住人が出入するかもしれないし・・・
数分経過。
その間、何度かインターホン鳴らしてます。
しかし、全くウンともスンともいいません。
刻々と時間は経過していきます。
心の中は全速力のダッシュ状態にもかかわらずその場を動くことの出来ない自分。
くだらんミスを犯した己への怒りと、表札に1件として名前書いてないマンションへの怒りと、
ロック式であることに気付かないオバチャンへの怒りと、部屋番号書き間違えた出し人さんへの怒りと、
そもそも全ては時間指定があるからや!という怒りがゴチャ混ぜになって私、気が狂いそうになってました。
オバチャンに対して怒るのは筋違いやけど・・・
もう、ほったらかして次の配達に行こうかと思いました。
でも廊下で待ってるやろし。しかもこちらのミスで。
いずれにしても引き取りに行かなアカン事は間違いない。
「!!!」
ここで名案!!?
先ほど配達した2件となりの305号室の方のインターホンを鳴らして事情を説明し、
玄関開けてもらおうか・・・
この不毛な事態を打破するのはもうその方法しかない!
迷惑かけるかもしれんが305の方にお願いしよう・・・
と・・・そう思ったとき!
真っ暗闇の向こうにようやく一筋の光明発見!
マンション玄関の奥にあるエレベーターが降りてくるのが見える。
ウィ〜〜〜ン・・・3→2→1
おぉぉ〜!誰や?誰でもいい!早よ開けてくれ〜!
で!降りてきたのはなんとあの303号室のオバチャン!
しかもあの重たい荷物を両手で引っ張り上げて・・・ハァハァ言いながら・・・
「ゴメンね〜!私が開けないと入れないのに気付かなくって・・・」
なぜか私に対して謝ってくれてます。
他所の家の荷物を渡された上に1階まで運ばされたにもかかわらずに・・・
「イエイエ、ホントに申し訳ないですぅ・・・ちゃんと確認しなかった私の責任ですからぁ・・・」
発狂寸前だった自分が情けない・・・気付かないオバチャンにまで腹立てたりして・・・
なんか冷水を頭からぶっかけられた気分でした。
お陰様で私は平常心を取り戻し、夜間指定と持ち戻り荷物を一気にさばくことは諦めました。
余裕を持ってゆっくりと夜間指定の配達に専念したのです。
帰宅時間はかなり遅くなりましたが・・・気持ちは楽でした。
それにしてもこのイラチの性格。なんとかならんものでしょうか???
誤配先のお客さんにまで腹を立ててしまうのは、尋常やない。ほとんど病気です。
私の場合、この性格のおかげで短い時間に高い集配生産性が得られるのですが・・・
胃に穴が開きそうです。
今の私の心は氾濫した泥水の川の様。激流です。
嗚呼〜!穏やかな波紋1つない、湖の水面の様な心の持ち主になりたい・・・マジで・・・
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無理無理!絶対!
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