繁忙期もいよいよ終盤に突入!
トラックに集荷の荷物満載で夕方帰社。「どうだ!!?」とばかりに観音扉を開け、
仕分けアルバイト達の顔が青ざめるのが快感になりつつある今日この頃、
皆様におきましては、いかがお過ごしでしょうか?
私は例年のごとく、ここ数日6時半出勤、23時帰宅というハードな日々が続いております。
日記の更新も滞りがちですが本日は公休日。久々に配達日記の更新です。
今繁忙期はこの不景気にもかかわらず配達アルバイトがうまく集まらなかった・・・
社員のドライバーも一人、公休日交通事故にあって鞭打ちで休んでるし・・・
まさに我が営業所はパンク寸前の風船状態。
注:パンクとは、例えば晩10時になっても配達の荷物が50個とか60個残ってるってことです。
夜中の11時にインターホン「ピンポ〜ン」ってすることです。お客さんからはヒンシュクものです。
我がグループにおきましては昨年11人いた外部戦力が今年はたった8人。
1稼動当りの持ち出し個数パンパンで全員が目一杯動いております。
この仕事してたら本当に人一人の力ってスゴイな〜って思います。
というのも社員、バイト、一人でも欠けたらエライことになるんです。
もし万が一出勤するはずの人間が当日になって来なかったら、
(ドタキャンというやつですね。私らはポカ休って言いますが)
百数十個の荷物が途端に宙に浮いてしまうのですから・・・
荷物が「お〜い!誰か配達してくれ〜!!」って叫んでも誰も無理です。
皆、自分に割り当てられた荷物をさばくだけで晩の9時頃までかかるんですから・・・
住宅地100個配ろうと思えば4時間はかかりますよ〜!!
で、それで終わりかといえばそうじゃない!
そのうち不在が約30個!
100個=住宅地では130個、なのです!
なかなかゴールに辿り着けない双六みたいなものです。
繁忙期の我がグループの運営を任された私は、このいつ何時パンクするかわからない緊張感を
ビクビクと脅えつつも結構楽しんでいる毎日であります。
で・・・先々日の晩9時ごろ
いつものように業務終了後、私は翌日の社員、アルバイトの配達エリアの振り分けを考えておりました。
といってもだいたいは誰がどこを配達するかは事前に決めてあるので確認だけの作業なのですが・・・
そう、この仕事「段取り八分」です!
1日の仕事を終えた社員、アルバイトでごった返した営業所はタバコの煙が充満し、
机の上には各ドライバーの伝票が散らばってる・・・
それになぜか皆さん会話の声がデカイ!まるでその辺にある繁盛した雀荘のようです。
この時間帯営業所は、ひっきりなしに電話が鳴り響いてます。
お客様からの再配達の連絡や他の営業所からの長期不在やら転居やらの調査依頼の電話。
女子事務員がバイトも含めて大勢いてるので私ら電話は取りません。
また電話鳴っとる。でも知らん。俺、明日の段取りで忙しいし・・・
ジャンジャン鳴ってる電話のうちの一本、女子アルバイトが取ったのですが・・・
「○○さん(私)電話ですよ〜!大下(仮名)さんから〜」
大下さん?配達のアルバイトの?
なんや?こんな時間に・・・
大下さんとは毎年この時期、ウチに配達のバイトに来てくれる大事な持四さん。
注:持四とは、四輪=自分の車、を持ち込んで配達してくれる方
主婦でありながらも住宅地をバリバリと配達してくれるウチのグループの大きな戦力です。
しかも仕事が丁寧!頼りにしてます!
大下さんって今日は休みやったな・・・で、一体何やろ?
明日は出勤で××1丁目と2丁目を配達してもらう予定やけど・・・
「もしもし?電話変わりました、○○ですが・・・」
他のSDも気になってるのか、私と大下さんの電話での会話に集中!
「いつもお世話になってますぅ〜」
なんか、ごっつい声が暗いやん・・・いつも元気で明るい人やのに。ヤバイ、イ、イヤな予感がする・・・
「あの〜実は明日・・・」
「・・・・・・」(汗)
えぇぇ〜?なっ!なにぃぃ〜?そっそれは〜!!?
どうやら大下さん、子どもさんが風邪引いて熱出てもどしたりしてるらしい・・・
小学校休ませて病院に連れていきたいから配達休みたいって・・・
大変申し訳なさそうに言うのです。
「アッ、アカンで〜大下さん!子どもなんか放っといたって死なへん死なへん!
もう、こっち配達パンパンやねんから休んだらアカンで〜!!絶対出て来てやー!!」
↑誰がこんな事言えますかいな!こんな鬼みたいなこと!
「あ〜そうですか〜 それは大変ですね〜 でもこっちはなんとかなりますから。
安心して休んでくださいよ〜!!それより子どもさんに付いててあげて下さい!お大事に!」
↑顔面引き攣りながらもこう言うのが精一杯。
電話切った瞬間、その会話から事態を察知していたグループ員、無言or溜息・・・
「しゃーないやないかー!!それでも出て来いって言えるかー?えー?無理やろー?」
そんなこと皆わかっとる。他のSDも頷くだけ。
さて、どないしょ?
大下さんの回る予定やったコース、住宅地で朝80〜100個は来る。
この荷物が完全に宙に浮いてしまうわけや・・・
社員は5人。みんな120〜130個は既に確定してる。
これ以上持たせたら集荷に影響がでる。
この宙に浮いた荷物、朝から放っといて晩一気に皆で分けて配達するか?
無理無理、今や時間指定がわんさか混じってるのに・・・指定は絶対無視できん。
他の配達アルバイトに付けるか?
無理無理、他のバイトもパンパンやし、そもそも××1丁目と2丁目よう回らん・・・
「アカン、どう考えてもこのメンバーでは無理やな・・・」
「明日1日皆で死ぬか?」
各SD、口々に敗北宣言。白旗上げとる・・・皆、交番予定表見ながらしばしの無言。
嗚呼、ついに風船が破裂したか!!?
しかーし!ここで私のグループの本来のグループ長が・・・名案!!?
(私は現在G長代理というわけのわからん地位)
「そっ!そうやー!!鳥井さんに電話せー!」
鳥井さん。この人も毎年夏と冬に配達に来てくれる持四のオッサン。歳は60越えてる。
明日はかれこれ1週間ぶりの休みのはず。本日は配達終えてさっき家に帰りはった。
「でも鳥井さん明日1週間ぶりくらいの休みやで〜 身体大丈夫か?」
「明日休ませへんかったら年内休みなくなるかも・・・」
そういえば結構きつそうやった。明日の休みは何か用事でもあるんやろか・・・
「ほな、どないせいっちゅうねん!!現実この荷物は誰がさばくねん!!?」
同感・・・
他のグループ員とグループ長のやり取りを聞きつつ私は決断!!
思い立ったら即実行!その会話を他所に、心を鬼にして黙って携帯プッシュ!!
「もしもし鳥井さん?明日悪いねんけど出て来てもらいたいねん・・・それが実は・・・」
私は事情を説明しながら心底丁寧に申し訳なく、休み削って出て来てもらうように懇願!
それこそ携帯耳に当てたまま床に頭こすり付けるくらいの低姿勢で!
その甲斐あってか鳥井さん「明日はゆっくり寝れると思ってたのに〜」と言いつつも
しぶしぶ了承してくれました。
「ヨッシャー!!鳥井さんGETしたで〜!!これでなんとかなる!」
問題解決!繁忙期ももう後10日余りや。これでなんとか乗り切れる。
鳥井さんの休みなんか考えてられん!←いや、考えるには考えてるんですが・・・
他のSDは感心しきった様子。
「お前スゴイな〜 よーそんな無理頼むな〜 俺そんなことよう頼まんわ〜」
「イヤイヤ、グループ任された者として当然やで!
パンクしてお客さんに迷惑かけるのだけは絶対避けな・・・
俺らそれしか考えてないから!なぁ?グループ長?」
グループ長も当然といった顔。
そうなんです。グループを任されている者としてパンクは絶対に避けたいのです。
でもやっぱり鳥井さんの身体は心配。配達中に倒れたりして・・・後10日、なんとかもって下さい。
ほんでもって、本日しっかり公休取ってる私は鬼?
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