この品種がぶどうを変える

その名はシャインマスカット

このシャインマスカットという品種は今までのぶどうの概念を変えてしまうほどの
画期的、革命品種になると思われます。
現在、ぶどうは巨峰やピオーネなどの黒い品種がメジャーな部分を占めておりますが
高級という意味ではマスカットなどにはかないません。又、フルーツ全体では
イチゴ・さくらんぼ・桃・りんご・みかん・柿など赤色系のフルーツが人気であり
メロンもグリーン系と赤肉系で人気を不動の物としております。
そうした現状の中で黒を中心の生産では見た目のイメージ的に果物のなかでシェアー
をアップして行くのは難しい状況にあると思われます。
シャインマスカットの登場で葡萄のシェアーがアップしていくことが期待されます。
更にこれから赤色系の皮ごと種なしで食べれる昭平紅やサニードルチェなどの
ぶどうが販売されるようになればフルーツの中で葡萄が画期的にシェアーがアップして
いくことが可能だと思います。

品種の説明:
本種は果皮は黄緑色で糖度18〜22度と高く
果肉は硬く崩壊性で独特のマスカット香を有し
皮ごと食べられ食味は非常に優れています。
果粒は15から17gと大粒で食べ応えも
十分あります。
熟期は8月下旬頃から〔温室では7月中旬頃
から〕になります。

私の意見

シャインマスカットを皮切りに昭平紅・サニードルチェ〔育成中〕などの種なし皮ごと食べれる品種が今後葡萄のメジャーになっていくと思われます。
更には黒系の種なし皮ごとの有望品種が出てくれば鬼に金棒であり
葡萄のシェアーは飛躍的に上がっていくと思われます。
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