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この品種がぶどうを変えるパート2
その名は 翠すい  ほう
2004翠峰の様子( 温室 )
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翠峰とは

翠峰はピオーネにセンテニアルを交配して育成された4倍体の品種で樹性が強く
花振るい性が強いことからピオーネの無核栽培と同様にジベレリン処理による無
核、大粒果房としての栽培方法が可能であることから無核栽培が消費ニーズに、
適合し経営の面でも安定化が図れると考えられる。
又、高級品種としての、外観、内容品質を備えていることから有核果であるマスカ
ット・オブ・アレキサンドリア以上の品種となり得る可能性が高い。

品種の特徴と特性

樹性
樹勢は強く、新梢の伸びは旺盛で樹冠の広がりは巨峰と同程度である熟梢の色
は暗褐色で、枝梢の登熟は容易である。
葉は巨峰より大きく、葉形は5角形,5片葉で葉下面に毛じが僅かに見られる。
発芽期はピオーネより遅く、センテニアルと同時期である。
花は両性花であり、開花期はピオーネとほぼ同時期である。
果実
果房は有岐円錐形であり整形し円筒形果房とする。
果粒の形は短楕円から長楕円で果粒重は13.7gと極大粒で、巨峰より大きい。
果皮色は黄緑色から黄白色で、果房の外観は優れている。
肉質は崩壊性と塊状性の中間で香気は特に無く渋みも無い。
糖度は17.4%で巨峰並であるが、酸含量が0.65%とやや低いので食味は優れている
果皮は薄い方であるが、裂果は少ない。
果実の日持ちは普通で熟期は巨峰とほぼ同時期と思われる。

ジベレリン処理の方法

果房の切り詰めは花房の房尻を3cm残す方法で行い1回目のジベレリン処理時に
3cmになるように行う。
1回目のジベレリン処理は満開期から3日の間に12.5ppm〜25ppmの濃度で行い、
2回目のジベレリン処理を満開から10日〜15日後に25ppmで行う。

2002年度

今年は我が家の翠峰が20房ほど実りました。
房型はいまいちでしたが味の方は絶品でした私が今までたべたぶどうの中で一番おいしい
と思っております。栽培にやや難点があるものの絶対に作りこなしたいぶどうであり
意欲を持って取り組んでいきたいと思っております。
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