凝固剤別 こんにゃくの作り方 |
炭酸ナトリウムを使用した 例 1 | |
用意するもの | ①コンニャク芋 1Kg 強 ②水 3.5L ③炭酸ナトリウム 25g ④ぬるま湯 350mL |
作り方 | ①コンニャクを良く洗い、卵大に切って茹でる。 ②ゆでた芋の皮を剥いて、1Kgを計り取る。 (茹でてから皮を剥くと皮が剥きやすく、手も痒くならない。) ③茹でて皮を剥いた芋1Kgに対し、水3.5Lを用意し、芋と水を少しづつミキサーにかける。 ④鍋に入れ、かき混ぜながら火を通し、深めの容器に入れて20分位置く。 ⑤炭酸ナトリウム液を作る。 ぬるま湯350mLに炭酸ナトリウム25g入れ、透明に成るまで かき混ぜて、よく溶かす。 ⑥20分置いた④を、木杓子で良くかき混ぜ糊状にする。 その中に⑤の炭酸ナトリウム液を 入れ、素早くかき混ぜる。 初めはバラバラに成りますが、その内元の糊状に成ります。 糊状に成ったら、かき混ぜ過ぎない事。 ⑦水で濡らした流し箱(容器)へ入れ、手で良く押さえて平らにし、20分位落ち着かせる。 ⑧コンニャクの上にお湯を少し入れ、包丁で好みの大きさに切る。 たっぷりのお湯で20~30分程煮てアク抜きして出来上がりです。 |
炭酸ナトリウムを使用した 例 2 | |
生芋コンニャク の場合 |
①コンニャク芋 1Kg ②水 3L ③炭酸ナトリウム 5g |
☆ 作り方の注意 加える水が少ないと製品の PHは高く、色調は濃く、硬くなります。 凝固剤の炭酸ナトリウムの添加量を多くすると製品のPHが上がり、色調が暗く赤く 成り、硬くなります。 |
|
荒粉コンニャク の場合 |
①コンニャクの荒粉 500g ②水 8L ③炭酸ナトリウム 6g |
☆ 作り方の注意 加える水が少ないと製品の PHは高く、色調は濃く、硬くなります。 凝固剤の炭酸ナトリウムの添加量を多くすると製品のPHが上がり、色調が暗く赤く 成り、柔らかくなります。 |
精製ソーダ(炭酸ナトリウム)を使用 | |
用意するもの (10人分) |
①コンニャク芋 500g ②水 1600mL ③精製ソーダ 25g ④ぬるま湯 200mL |
作り方 | ①コンニャク芋は、皮を剥いて柔らかくなるまで茹でます。 (剥かなくてもOKです) ②①を水切りし、茹で汁と水を入れてミキサーに掛けます。 ③②をボールなどに入れ、40分位練り込み続けます。 ④精製ソーダをぬるま湯200mLで良く溶かし、練り上げたコンニャクに数回に分けて混ぜ 10分位練り続けます。 ⑤中まで火が通るまで茹でて形作り、水にさらします。 ⑥食べやすい大きさに切り、練り味噌や山葵醤油を付けて食べると美味しく食べれます。 |
水酸化カルシウムを使用 | |
用意するもの |
①コンニャク粉 100g ②水 3~5L ③水酸化カルシウム 5~7g ④水 250g |
作り方 | コンニャク粉に30~50倍の水を加えてかき混ぜ、糊状とし、コンニャクの5~7%の水酸化 カルシウムを50倍の水に溶かした液を凝固させて作る。 |
重曹(炭酸水素ナトリウム)を使用 | |
用意するもの |
①コンニャク 1kg ②水 20cupL ③重曹(炭酸ナトリウム) 5~7.5g |
作り方 | ①コンニャク芋は良く洗い、生子や芽を綺麗に取り除く。 ②ぬるま湯を張った鍋に摺りいれる。 「だま」に成らない様に、絶えずかき混ぜる。 ③鍋を火に掛け、粘りが出てくるまで絶えずかき混ぜながら煮ていく。 ④火からおろし、粘り具合を見ながら重曹を加えていく。 この時コンニャクは変色するが、 これがコンニャクの色、つまり灰色である。 ⑤形に入れ、暫く置く。 ⑥形に湯を掛け、包丁で適当な大きさに切り、揺すって形を作る。 ⑦形から出したコンニャクを沸騰している湯の中に入れ、30~1時間茹でる。 ⑧コンニャクが浮かんできたら、湯から上げて 出来上がり。 |
草木灰 | |
用意するもの |
①コンニャク 1kg ②水 ③灰 ④ザル ⑤新聞紙 |
作り方 | ①ザルに新聞紙を敷き灰を入れ、静かに水又は熱湯を注ぎ灰汁汁を作ります。 ②コンニャクは茹で、茹で汁と一緒にミキサーに掛けます。 ③コンニャクに灰汁汁を小量づつ加えます。 ④ドロドロな液状から、ボトボトと固まり始め、形が作れるように成ったら灰汁汁を入れるの を止めます。 ⑤均一になるように混ぜます ⑥形成 丸める? パットで四角? 表面を滑らかにするには、灰汁汁で手を濡らして撫でます。 ⑦沸騰したお湯に入れて加熱して終了。 コンニャク芋500g で作る方法 ①灰200gに熱湯を3L程度掛けて2Lの灰汁汁を採る。 ②生芋と灰汁汁を3回に分けてミキサーに掛ける。 ③湯煎で温める ④固まってきたら容器に入れ形成。 ⑤しばらく寝かし、容器ごと湯煎で30分茹でる。 ⑥容器から出し、適当なサイズに切って10分位茹でて出来上がり。 |
注意 | 灰は、毎回同じ物を燃やして作ると、固まり方が同じに成り安くなります。 農薬散布して有る可能性の物や使わない方が良いでしょう。 大豆の殻・蕎麦・稲藁・木 など、手に入りやすい物を使えば安心です。 確実な・安定・毎回同じ・・・・この為には、稲藁が良いようです。 灰汁汁は、濃いめに作れば合計水分量が多くなりすぎる事は有りません。 |