薫炭の作り方


道具無しで作る方法です。

薫炭ばかりは、写真が無いと判りずらいと思いますので・・・・(^_^;
横着物の私ですが〜〜〜撮りました!!


用意する物

籾殻   (籾糠とも言う)
稲藁   (結束済の物)
角スコ           
水             



ゴミ袋5〜6個の場合

稲藁 7束使います。
5束? 
それでも出来ますよ〜 



広い場所が必要です。
周囲の枯れ草は、火が移らないように退かしましょう。
最後まで、良く読んでから・・・・行なってくださいね。


藁を、テントの様に立てて、上の方を縛ります。 火を付ける為の藁を差し込みます。
籾殻を回りに。
火をつける所は後で・・・・

点火〜〜!!
こんな感じです。

立てて有る藁の内部に、
火が回り始めたら・・・・
上の方で縛った藁が隠れる位まで、籾殻を被せます。
点火した部分も隠れますが、吸気口にするため、藁の先端部分は出して置きます。
火が、順調に藁に回ると、
青い煙が出てきます。

この、煙突藁からも火が出てきたら・・・
籾殻から出ている煙突藁が半分に成るように、裾の方の籾殻を上へ持ち上げます。

未だ熱く有りませんが、角スコを使います。、
初期は、ゆっくり火が回って行きます。
2時間立ったら、角スコで攪拌します。

煙突の周囲は薫炭。 外側は、籾殻のままですから、角スコを煙突にそっとぶつかるまで、差込・・・・揺すりながらひっくり返す様に。  更に2時間後・・・

3回目は、点火から5時間後位です。
良〜〜く攪拌しながら、広げます。
厚さ5〜7cm程度に広げ、水を掛けます。

蒸気が立ちます。
蒸気の量が半分に成ったら、天地変えしを行いながら攪拌。
蒸気が無く成る程度まで、水掛けです。

掛け方が悪いと・・・・暫くして、土に接している下の方が灰に成ります(^_^;

雨が降らなければ、完全に火が消えるまで・・・ 安心して袋に入れる事が出来るまで放置です。


上の写真程度の薫炭は、播種用土に使います。
もっと、黒くしたい場合は・・・・・
厚めに広げて、ゆっくりと混ぜます。
5分間隔程度で天地返しを行ないながら攪拌。
最後は、水を掛けて火を消します。




ゴミ袋1個の場合


1袋全部を置き、藁を乗せて火をつけます。
藁の半分位まで火が付いたら、周囲の籾殻を被せます。 点火部分と反対側が吸・排気口に成りますから出して置きます。

点火した部分の反対側から、暖かい空気が出てきたら45度程度まで持ち上げます。

量が少ない分、速く薫炭に成りますので、離れ無いで下さい。

籾殻の上に手を置き、熱いお風呂程度まで温度が上がってきたら、軽く攪拌。

点火より40分位で、2回目の攪拌。
この後は、様子を見ながら・・・・

丁度良い所で広げてお仕舞い。



注意

途中で攪拌を行う時は、煙突藁を壊さない様にしましょう。
吸排気が上手く行かず、時間が掛かります。
作り成れるまで、様子を見る間隔は短めで、
攪拌回数を増やしてください。
水を掛けない倍は、出来るだけ薄く広げますが、
緊急時用の水はお近くに準備して置いてください。
水を掛けなければ、ゆっくりと下の方が灰に成ります。
上を薫炭で。下は灰で使い分ける事も出来ます。


火の取り扱いには注意し、野火に気を付けてください。
周囲にも水を掛け、草などに火が付かない様にしてくださいね。
風の有る日は止めましょう。


薫炭は出来たけれど?
風が出てきて仕舞ったら?
水を掛けて火を消します。
集めて山を作ります。
上から、穴の開いて居ないシートを掛けます。
裾はしっかりと押さえて、空気の進入を遮ります。
水の掛け方が足りないと、燻りながら・・・・・・
朝に成ったら、シートが焦げている場合も有りますが、
火災予防には、これしか無いんですよね〜(^_^;
山に積んでから再度水掛けを行った方が安全です。




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