米びつの お米に発生する虫

☆   コクゾウ虫って?
 無農薬や減農薬栽培で育てたお米の貯蔵中に虫が発生しやすくなります。
 主にはコクゾウという甲虫類か、メイガというガの仲間です。
これらは米粒に産卵して、孵化した幼虫は米粒だけを食べて世代を繰り返すことができます。
1年に3〜4回世代交代をしますので、暖かい季節ならたちまち増えてしまいます。

☆  どういう環境で発生する?
 コクゾウ虫は気温が20℃以上になると活発に繁殖します。 
一番好きな温度は27〜32℃位です。
季節的には梅雨ころから被害が発生し始め、玄米や胚芽米は、白米に比べるとつきやすくなります。

☆発生したら?
 目の粗いフルイで振るえば巣ごと取り除く事が出来ます。
新聞紙などの上に米を広げると虫がみんな逃げていきます。
直射日光で日干しをすれば小さな幼虫も死んでしまいます。
一度発生した米びつは、良く洗って、日光消毒した上で新しいお米を入れて下さい。

☆ 食べても大丈夫?
 虫が見つかった米を食べても問題はありません。
食われた米はとぐときに水に浮きます。 米をとぐ回数を少し増やす程度で十分でしょう。
また、コクゾウ虫を間違えて食べてしまっても、衛生上問題はありません。

☆ 発生しない工夫は?
鷹の爪(とうがらし)を米びつのふたの裏側などにテープで貼るか、 お米の中に直接入れてしまいます。
種が落ちるのを防ぐには、お茶の葉を入れてお急須に入れるように売っ ているパックを使うと種の心配は有りません。
においをいやがり虫がつきにくくなります。
また、ニンニクを入れ るのも効果的といわれています。
コクゾウ虫の動かない15度以下で保存できれば最高です。
少量づつ、こまめに購入する事も発生しにくく成ります。

☆ 虫の居るお米って?
 冷害の年に、外国から輸入した米にコクゾウ虫を入れたところ、 コクゾウ虫が死んだというテレビニュースが有りました。 
ポストハーベストです。
米を買ってきて、食べる前にコクゾウ虫を入れてみて、コクゾウ虫が死なないようなら食べる、 死ねば食べない、という人もいるくらいです。コクゾウ虫は安心安全の指標と言えるのかもしれません。

☆余談ですが
米に限らず、輸入小麦、グレープスルーツやオレンジなどは、収穫後の農薬(ポストハーベスト)を、
大量に使います。 特に果物は、農薬のプールで泳がせてから輸出されますので、 現地の方が食べる果物とは比べ物になら無いほどの農薬を使います。 
日本に、船で運んで来る農産物は、この処理を行なっています。



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